ジャニーズWEST重岡大毅、“かつ丼”で客のハートを掴む「あの時の僕はスターでした」

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ジャニーズWESTの重岡大毅が、7月8日よりスタートするドラマ24『雪女と蟹を食う』(テレビ東京系、毎週金曜24:12~)の記者会見に出席。ドラマロケで訪れた地での思い出を語った。

原作はヤングマガジンおよびWEBで連載されて大人気を博した、新進気鋭の漫画家・Gino0808による同名作品。冤罪により人生が狂い自殺を決意した男と、時に雪女を彷彿とさせるような謎多きセレブ妻による奇妙な2人旅を描く、文学的でサスペンスフルなラブストーリーとなっている。

重岡が演じるのは、人生に絶望し自殺を図ろうとするも一歩踏み出せず、テレビ番組を見ていて、ふと「北海道で蟹を食べてから死のう」と思いつく北役。そのためロケは主に北海道で行われたのだが、思い出を聞かれた重岡は、クランクアップ翌日に行われたジャニーズWESTのコンサートでのエピソードを披露する。

「ライブ中のMCでドラマの話になり、メンバーに『何食べた?』『美味しかったの何?』と聞かれたのですが、ジンギスカンとか味噌ラーメンではなく、セイコーマート(※北海道にしかないコンビニエンスストア)のかつ丼と言ったら、会場がドーンと湧きました。一気にお客さんのハートを鷲掴みにして、あの時の僕はスターでしたね」と地元民に刺さるコメントで笑いを誘ったと明かした。

またロードムービーである本作を撮影するため、北海道以外でもロケを敢行。他の地での思い出も聞かれると、重岡は「撮影中が(ジャニーズWESTの)ツアーのタイミングでもあったので、皆さんは現地に滞在する中、僕はお土産を持って帰ることができたんです。それを繰り返したら、家がアンテナショップみたいになっていて(笑)。引くぐらい色々買ってしまいましたね」と楽しく撮影に挑んでいたとも話す。

ツアーとドラマの撮影の両立で、体力的にも精神的にも「きつかった」と言う重岡だが「僕にとってメンバーと会うこともまたエネルギー補給にもなるし、ライブでもスカッとできたので良かったです」と、ジャニーズWESTとしての活動でドラマを乗り切れたとも述べた。

会見には、謎多きセレブ人妻・雪枝彩女役の入山法子、彩女の夫で小説家・雪枝一騎役の勝村政信も出席。主演の重岡に対する印象を聞かれると、入山は「とにかく真っ直ぐで自分の持っている力を全力でぶつけるお芝居をされていました」とコメント。勝村も「普通にそこにいるだけなのに、チーム重岡になっている。いつの間にか中心にいて、本当に良いチームになっているなと思いました」と重岡の人柄を絶賛していた。

<第1話あらすじ>
冤罪で全てを失い、人生に絶望した男・北(重岡)は命を絶とうとするがあと一歩が踏み出せずにいた。そんな時、グルメ番組を見て、人生で蟹を食べたことがないことに気づく。「蟹を食べてから死ぬ」と決意した北は、高級住宅街に住む人妻・雪枝彩女(入山)に狙いを定め、家に押し入った。そして金を要求するが、彼女の行動は全く予期せぬもので……。蟹を求め北海道へと向かう2人をロードムービー調で描く、文学的ラブサスペンス。

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