竹財輝之助“サイード”の振る舞いと笑顔に視聴者メロメロ「もっと見たい」

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竹財輝之助“サイード”の振る舞いと笑顔に視聴者メロメロ「もっと見たい」

土屋太鳳が主演を務める木曜劇場『やんごとなき一族』(フジテレビ系、毎週木曜22:00~)の最終話(第11話)が、6月30日に放送。竹財輝之助が、ドバイの大富豪で投資家のサイード役として出演し、ネット上では「サイード様素敵」「優しすぎ」などの反響が寄せられた。

原作は、「Kiss」(講談社)で連載中のこやまゆかりによる同名コミック。庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐことになった土屋演じる主人公・深山佐都(土屋)が、理不尽な一族のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄されながらも、松下洸平演じる夫・深山健太とともに真正面から立ち向かい奮闘するアフター・シンデレラ・ストーリー。

佐都は、健太が記憶喪失となり、別人のようになってしまったことを機に、娘の凛を連れて実家へ帰ることに。母・篠原良恵(石野真子)のお店「まんぷく屋」を手伝っていると、義母・久美(木村多江)や義姉・美保子(松本若菜)が入れ替わり訪ねてきて、謝罪と感謝を伝える。そして健太も「まんぷく屋」へやってくる。

佐都は健太にもつ煮を振る舞うと、健太はまだ記憶は戻ってないとしながらも、「この店もこの味もあなたのこともきっと特別で大切だった」「もう一度だけチャンスもらえませんか?」と続け、「たとえ思い出せなかったとしても、あなたと離れたら後悔する。そんな気がするんです。俺と一緒にいてほしいんです。お願いします」と頭を下げる。佐都も「今の健太は私の知ってる健太だよ。健太が健太でいる限り、私は支え続ける。健太の背負った運命、一緒に背負うからさ」と両手を差し出し、健太も両手で握り返す。

3人で深山家に戻り、圭一(石橋凌)と義兄・明人(尾上松也)にやり直すことを伝えた健太は、反対する圭一に、「俺は兄貴が跡継ぎでいいと思う」と発言。実は明人は、健太が記憶を失ってもなお、圭一が健太を跡取りにしようとしていることに憤りを感じ、裏で万野誠(石黒賢)と手を組み、深山家を潰そうとしていた。そうとは知らない圭一と健太は、時同じくして 子会社の社員が投資に失敗して数百億円の損失を出したという知らせを受け、来週までに補填しないと経営は破綻すると聞かされる。別居中に、美保子から明人と万野の企みを聞いていた佐都は、健太にも報告。明人はすんなりとそれを認め、長年、健太に抱いていたコンプレックスを打ち明ける。

健太と和解した明人は、美保子とも再び心を通わせることができ、深山家を救うためお金を返してもらいに万野の元へ。しかし、万野もまた明人を裏切り、先に資金を別の口座に移していた。それを聞いた圭一は「既に手は打ってある」と、翌週にドバイの大富豪で投資家のサイード(竹財)に投資をお願いするため、自宅でもてなすよう久美に命令。しかし、当日、女主人としてサイードを出迎えたのは佐都だった。

サイードと契約を進めようとする圭一に健太が“待った”をかけ、「うちには損失があります。うちの子会社は多額の損失を抱えているんです」と告白。サイードは「さきほど、リスクはないと言っていたが?」と毅然とした態度で聞き返す。そしてここから女性たちの圭一への逆襲が始まる。

ネット上では、佐都と健太がよりを戻したシーンに、「開始10分で涙腺崩壊」「とっても感動した」「洸平くんの演技うますぎて泣ける」といった声のほか、竹財演じるサイードの紳士的な振る舞いに「サイード様素敵」「優しすぎ」「もっと見たい」などのコメントが寄せられた。