竹財輝之助“久我”、倉科カナ“みどり”とデートもまさかの結末「切ない」

公開: 更新:
竹財輝之助“久我”、倉科カナ“みどり”とデートもまさかの結末「切ない」

倉科カナ主演のドラマ『寂しい丘で狩りをする』(テレビ東京系、毎週金曜25:53~)の第4話が5月13日に放送。ネット上では、久我健二郎(竹財輝之助​​)が迎えた結末に「とんでもない展開​​」との声があった(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、芥川賞作家・辻原登の同名小説を初ドラマ化。男たちにより身も心も傷つけられた2人の女性が、絶望から希望を掴むため男たちへ立ち向かっていく衝撃のクライムラブサスペンス。主人公で探偵の桑村みどりを、テレビ東京のドラマ初主演となる倉科が演じる。

元交際相手でストーカーになってしまったカメラマンの久我に復縁を持ちかけたみどり。彼の車に乗って、2人で初めてデートした埠頭に向かった。みどりは“今夜すべてを終わらせる”と誓う。一方、野添敦子(久保田紗友​​)の行方を探している押本忠夫(丸山智己​​)は、彼女に居場所を聞くべく、その様子をうかがっていた。

埠頭にある一室で、久我は、結果を出せずに絶望していたころ、みどりと出会ったと振り返る。「僕の前に君が現れて恋をした。力を与えてくれた。だから僕はもう一度頑張れたんだ。5年前のみどりありがとう。今日のみどりもありがとう」と花束を渡した。

みどりは彼の思うままに衣装に着替え、撮影に挑んだ。久我は、アウターを脱ぐよう指示を出し「脱ごうとする瞬間も美しい」とレンズを向ける。さらに、みどりが死ぬまですべての瞬間を残したいとし、それが叶えば、自分の芸術は完成すると語った。

そこで「本当にそう? 私はあなたのお母さんじゃないから」とみどり。彼女は、久我が自分と似ている母親から暴力をふるわれていたことを指摘。母親に愛されなかった過去をみどりで埋めようとしているだけであり「あなたはカッコつけてるけど、結局ただのマザコンなのよ」と突き放した。

激昂した久我は、みどりの首を絞めたものの、みどりが足にペンを刺して反撃。彼の持病なのか、胸を押さえて苦しみ出したところで、スタンガンを押しあてた。久我は最後に「愛している」との言葉を残して海に落ちた。そのころ埠頭まで追いかけてきていた押本は、彼女が1人でタクシーに乗って帰るところを目撃していた。

後日、久我が行方不明になったというニュースを見た押本は、みどりの前に現れる。そこで「あんた、あの男殺したろ」と詰め寄って……。

ネット上では、久我とみどりのやりとりに反応が。久我は、まだ生きている可能性はあるものの「いろいろ切ない」「とんでもない展開」「助手席座りたい」​​とのコメントがあった。

次回は5月20日に放送。みどりの現恋人で刑事の浅野龍平(平山浩行​​)は、​​行方不明になった久我が、直前にみどりと会っていたことを知る。

PICK UP