ディーン・フジオカ“小比類巻”、亡くなった妻と再会するためVR空間に迷い込み…

公開:

ディーン・フジオカ主演の土曜ドラマ『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)第4話が、5月14日に放送、及び民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて無料リアルタイム配信される。

本作は日本テレビ×Huluの共同製作ドラマとして、4月より日本テレビ系土曜ドラマにてseason1(全10話)が放送開始。その後、Huluオリジナルのseason2(全6話)がHuluで独占配信される大型連続ドラマプロジェクト。科学犯罪対策室を創設し、最先端科学にまつわる事件の捜査を担当する小比類巻祐一(ディーン)と、そのアドバイザーで、天才科学者の最上友紀子(岸井ゆきの)が、法整備や警察機構の対応が追い付いていない犯罪や不思議で不可解な事件、事件の裏に隠された科学そのものを捜査によって解き明かしていく様を描く。

前回放送の第3話では、さまざまな科学研究を手掛ける笠森研究所で、遺体が自ら歩いて行方不明になるという事件が発生。蘇った死者の心の行方に注目する小比類巻、若き研究者と出会う最上、捜査を任されて張り切り過ぎる長谷部勉(ユースケ・サンタマリア)は、三者三様の活躍で“蘇る遺体”の謎に迫った。

<第4話あらすじ>
情報番組の生放送中に、お天気キャスターの吉田咲(中川紅葉)が飛び降り自殺した。彼女は特に悩んでいた様子もなく、自殺の兆候はまったくなかった。他にも突発的で不可解な飛び降り自殺が続発し、小比類巻祐一(ディーン)は何か共通点があるのではないかと考える。

小比類巻と長谷部勉(ユースケ)が捜査を進めると、自殺者はいずれも“ジョイン”というVRゲームのプレーヤーだったことが分かる。ジョインは、自分が選んだバディとVR空間内で遊ぶゲームで、バディにしたい相手の写真や動画を取り込むと3Dのアバターが作成されるという仕組みだった。

VR(仮想現実)は科学技術の光だと考える小比類巻は、VRに対する偏見を浸透させないように事件を早急に解決しなければと意気込む。最上友紀子(岸井)は、VRには弊害もあると主張。一方、長谷部はVRについてもよくわかっていない。

長谷部は、試しにジョインをプレーすることになり、VRゴーグルを装着すると突然海岸に立っていた。海岸から扉を開くと、なぜか小学校の校庭へ導かれ、バディに選んだ3年前に亡くなった愛犬の弥太郎と再会して大喜び! あまりにリアルなVRにすっかり没入してしまう。

そんな中、またしても不可解な飛び降りが発生。未遂に終わり一命を取りとめたのは岡澤まひる(天木じゅん)という地下アイドル。彼女もジョインのプレーヤーで、バディには亡くなった妹を選んでいたことが判明。

自殺を誘発する危険なゲームを作ったのは誰なのか? 三枝益生(佐藤隆太)の情報によると、ジョインは非常にクオリティが高く、多額の開発費がつぎ込まれていると考えられた。ジョインの開発者は匿名化されていて、特定できない。小比類巻は、バディの再現に故人AIが使われていると推測。故人AIとは、過去の写真や動画を取り込んでAIで再現した死者と会話できる最新技術だった。

そんな中、小比類巻は義母・四宮聡子(石野真子)から、娘・星来(鈴木凜子)が友達とケンカしたと聞かされる。友達に母親がいないのではないかと言われた星来は「ママはいるよ」と言い張り、争いになったという。

星来に小比類巻亜美(本仮屋ユイカ)の死を理解させる必要があると思いつつ、自分自身でも受け入れられていない小比類巻。葛藤しつつも彼は、ジョインのVR空間に入る。すると、聞き覚えのある亜美の声が聞こえてくる。

死んでしまった愛しい人と会いたい気持ちが死を招く!? 最愛の亜美と再会するために危険なVR空間に迷い込んだ小比類巻は……。

画像ギャラリー

PICK UP