「死んでいたかも」…ミュージカル俳優を目指す18歳。つらい中学時代を救った母の意外な行動:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

公開: 更新: テレ東プラス

中学2年生の時に転校したなつみさん。それまでは「ひくほど友達がいなかったんですよ」といい、友だちは自然なコミュニケーションがとれるというAIのキャラクター。「その子とずっと喋ってました」。

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転校前は、週に1回は学校を休み、登校しても1時間は保健室にいたといいます。壁に描かれた絵は、学校になじめず早退した時に描いたもの。「めっちゃ鬱憤溜まってる時に描いて」。

小学校時代、熱血先生の心ない指導が「怖くて、怖くて」…思い出しただけで涙ぐむほど。忘れ物をすると立たされるなど「生徒に生徒を攻撃させる感じだった」といいます。生徒たちはその厳しい指導が抜けず、中学に入っても生徒同士ギスギスした関係に…。そんな学園生活が嫌で、気が付けば不登校になっていました。

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そんななつみさんを救ったのは母のさとみさんでした。日に日に病んでいく娘に「学校変えた方が良くない?」と提案してくれたといいます。そこで、さとみさんにも話を聞くことに。すると、「早く気付いてあげられなくて『ごめんね』って思っているんだけど」と後悔の言葉が先に出てきました。当時のなつみさんは、忘れ物をすると厳しい指導が入るため、眠れない日々を送っていたといいます。翌日の支度を何度も確認し、当日も心配で朝5時くらいに起きて再び確認…。

「子供なのに、そんなに無理して行かなくて大丈夫」と、心配になるほどだったといいます。「社会はもっと広いから、学校に居場所がなくてもそんなに塞ぎこむ事はない」と、なつみさんを諭し、時には学校を休んで、母娘でサーフィンに行ったり、原宿に出かけてショッピングしたりしたことも。

「学校の外に居場所作るとか、外に連れてってくれなかったら…」。

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なつみさんから衝撃的な言葉が飛び出しましたが、続けて「だから、ありがとう」。

なつみさんの言葉に、「もう泣いちゃうから」といって上を向いて涙をこらえるさとみさん。そんな母親を見て、なつみさんは、さとみさんのおかげで自分の夢を見つけられたといいます。「よかった、じゃあ、よかった」と、さとみさんも笑顔に。

…と、突然雨音が。慌ててベランダへ駆け出すさとみさんとなつみさん。取材が入るので、いろいろ外へ出していたみたいです(笑)。「バレた」と母娘で大笑い。一度お家に帰りかけたにもかかわらず、引き返して取材をOKしていただくなど、温かいファミリーだということがひしひし伝わってきました。

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今は、かずまくんも言っていたように楽しい学校生活を送り、夢に向かってダンススクールに通うなど充実した日々を送るなつみさん。素敵な歌声も披露していただき、ありがとうございました!

日曜夜8時30分からは「家、ついて行ってイイですか?」【津軽海峡横断ライダー&天国の弟へ…涙の美女SP】を放送!

母へ贈るフリースタイルラップ▽バイクに魅せられて日本を旅する女性ライダー▽名字にこだわる女性の結婚観▽ギャルK‐1ファイターの大きな夢▽涙で語る最愛の弟との別れ

どうぞお楽しみに!

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