観月ありさ ‘90年代の懐かしい思い出を振り返る「あぶない少年Ⅲ」やSMAPとの秘話も

公開: 更新: テレ東プラス

‘90年代初頭に現れた“伝説の少女”…。「ナースのお仕事」「鬼嫁日記」「斉藤さん」など、数々の主演作がシリーズ化。ドラマの一時代を築き上げ、俳優として輝き続ける観月ありささん。
現在放送中の水ドラ25「週末旅の極意~夫婦ってそんな簡単じゃないもの~」(毎週水曜深夜1時)でも主演。40代夫婦のリアルを演じています。

今回「テレ東プラス」は、観月さんにキャリアのスタート地点を振り返っての懐かしい思い出から、40代を素敵に過ごす境地まで…じっくりお話を伺いました。

当時慎吾くんとは、全然話しませんでした(笑)


――これまで、人気ドラマでさまざまな役柄を演じてこられた観月さん。年代ごとに、その時代の女性像を象徴するような役を演じていらっしゃるのが、とても素敵だなと思います。

「10代からドラマをやらせていただいて、学生役、社会に出たばかりの新人、若くして結婚する役、子育てをする役…それぞれの年代の女性が抱える問題やテーマを演じることができたのは、とてもありがたいことです。今は40代女性ならではの悩みやテーマを演じる機会をいただけるようになり、同世代の自分だからこそ演じられるような気がしています」

――まずはキャリアを遡り、観月さんが初めてテレビ東京の番組に出演した頃の思い出からお伺いしたいのですが…。小学生の頃、「あぶない少年Ⅲ」(主演:SMAP 1988年)に出演しています。

「めちゃくちゃ懐かしいですね! 当時、東京タワーの下にスタジオがあり、自宅から電車を乗り継いで通っていました。一人で地元から通うのは大変でしたが、今となっては楽しい思い出です。12歳ぐらいでしたが、“仕事をしている”という自覚はしっかり持っていました。
実は、私が初めてファンレターをいただいたのも、スタジオで出待ちをしていたSMAPのファンの方からで…。その日は、いただいたファンレターを読みながら、うれしい気持ちで帰ったのをよく覚えています」

――SMAPの皆さんとは、同級生みたいな感じでワイワイと盛り上がっていたのでしょうか。

「キャストの中で(香取)慎吾くんと私だけが小学生でしたが、実は現場では全然話さなかったんですよ(笑)。今思うと、同じ年頃だからこそ、なんとなくお互いに話しづらかったのかな? 高校生だった中居(正広)さんと木村(拓哉)さんは、自動販売機のジュースを買ってくれたり、おんぶしてくれたりして、近所のお兄ちゃんみたいな感じでした。すごく気にかけてくれて、優しくしてもらいましたね」

――その後、観月さんと香取さんはドラマなどで何度も共演されています。イチ視聴者としては、“同志”のような存在なのかなと感じていました。

「SMAPの皆さんとは、歌手としてのデビューも‘91年で一緒なんですよ。当時、歌番組のリハーサル室でSMAPの皆さんと再会し、みんなで話しているうちに、慎吾くんともなんとなく話すようになったんだと思います。長い年月をかけて関係を築いていった感じですね。
お仕事の現場で会うと、どこか親戚のような感覚というか…。慎吾くんとドラマで共演した時、隣のスタジオから中居くんが遊びに来たこともありました(笑)。いろんな思い出がありますし、一緒に育ってきた感じがいいなと思います」

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