クフ王のピラミッドに「謎の空間」 日本人が発見に貢献:有吉の世界同時中継

公開: 更新: テレ東プラス

海外で活躍する取材コーディネーターや日本大好き外国人などの海外特派員と中継をつなぎ、世界の国々を中継で旅する新感覚旅番組「有吉の世界同時中継~今、そっちってどうなってますか?~」。「テレ東プラス」では、4月13日に放送された番組の中から「エジプト最大のピラミッド内に確認された新たな空間」の内容を振り返る。

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エジプトのカイロ近郊ギザにあるクフ王のピラミッドに、未知の空間が見つかった。約4500年前に造られたとされる最大のピラミッドだが、謎が多く、埋葬されているはずのクフ王のミイラや埋葬品は未だにどこからも発見されていない。今回、186年ぶりに見つかった新たな空間は人が歩けるほどの通路で、幅2メートル、高さ2メートル、奥行きが9メートル。エジプト考古学のザビ博士は「まだこの空間に歩いていけるルートが見つかっていない。ピラミッドにはまだまだ何かが隠されている。クフ王が発見されるのも時間の問題」と推測する。

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実はこの世紀の発見に、名古屋大学などが参加した国際調査チームの最新技術が一役買った。なぜ、空間があることを事前に突き止めることができたのか。調査チームに参加した名大の森島邦博准教授は「宇宙線中に含まれるミューオンという素粒子を使って見つけた」と話す。

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