インスタフォロワー数日本人男性1位、中本悠太はリアル“クールドジ男子”!?

公開: 更新: テレ東プラス

ドラマ25「クールドジ男子」(毎週金曜深夜24時52分/テレビ東京系)キャストリレー連載がスタート!

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第1回は、中本悠太さん(NCT 127)にインタビュー。グローバルグループNCT 127のメンバーとして活躍し、Instagramフォロワー数約920万人で日本人男性タレント1位(2023年4月現在)、俳優としても活動する中本さんってどんな人? 次に登場する共演者へのメッセージも。

中本悠太のドジエピソード


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――「クールドジ男子」ということで、まずは中本さんご自身の“ドジ”エピソードを教えてください。

「大丈夫ですか? 時間足りますか? そのくらいあります(笑)。とにかく忘れ物が多くて。今日も“携帯どこに置いたんだろう?”というのが3、4回あって、AirPodsもすでに5台目だし、NCT127のワールドツアーの時も、2回、飛行機にパスポートを置いてきてしまって…これって笑えないですよね(笑)。あと昨日も(※取材はクランクイン当日)飛行機が到着した時、キャビンアテンダントさんに『座席を定位置に戻してください』と言われて何度もボタンを押したけど戻らなくて。ずっと違うボタンを押していたみたいで、キャビンアテンダントさんと5秒くらい見つめ合ってました(笑)。恥ずかしい」

――(笑)そういうドジをした時は、気付かれないようごまかすタイプ? それとも笑いにするタイプ?

「『ん?』みたいな感じでごまかします。ただ見てるだけなのに『怒ってるの?』と言われることがよくあるので、僕としては普通にしていても、周りからは“この人ちょっと怖い”と思われているかも(笑)。ドラマのキャラの中では二見瞬くんに似てるかもしれないです」

――まさにリアル“クールドジ男子”ですね(笑)。ご自身の“クール”な部分はどんなところですか?

「正直、ステージでは常に“クールだな”と思っています。僕にしか出せないステージでの色があると思っているので、それは自分でもすごく好きです」

――“僕にしか出せない色”というお話がでましたが、中本さんが演じる“一倉颯”は「個性があったらいいのに」と悩んでいますよね。中本さんは、これまでに自分の個性について悩んだことはありますか?

「個性がないと悩んだことはないかもしれないですね。小さい頃から派手めな服装や派手めの音楽が好きで、好きなもの嫌いなものはハッキリしています。ただ、チームの活動をしていく中で、自分の好みに合わせすぎると“ちょっとやり過ぎかな”と思うこともあって。そういった部分での悩みはありますが、個性がなくて悩んだことはないかもしれないですね」

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――悩める颯に、中本さんからアドバイスするとしたら?

「颯は魅力的なんだけど、自分で気付いてないだけ。もし僕が颯の友達だったら、『そのままでいいよ』って言ってあげたいですね」

――“クールドジ男子”以外で、ご自身を“○○男子”と例えるとしたら?

「スーパードジ男子です。“クール”もなくなって、ただの“ドジ男子”(笑)。よく(NCT 127の)メンバーからも、食べた後に『ここ、ついてるよ』と言われます。自分でも“感覚ないのかな”って思うくらいつけちゃったり、服にこぼしちゃったりしますね」

――かわいい(笑)。ぜひ「スパードジ男子」もドラマ化してほしいですね!

“ほのぼのした中本悠太”を楽しんで


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――「クールドジ男子」はイケメンだけど“ドジ”で、“ドジ”さえも“クール”にキメてしまう魅力的な4人の物語。中本さんが演じる“一倉颯”は、どんな人物だと捉えていますか?

「初めはクールで近寄りがたいのかなと思ったのですが、実はすごくおしゃべりで。恥ずかしがり屋さんで、不器用だけど真っ直ぐで、嘘偽りない性格だと思います」

――颯は、ドジをやらかした時、クールにキメつつも内心は悶絶している“羞恥心アリ反省タイプ”ですが、中本さんご自身は?

「“羞恥心ナシ”ですね(笑)。でも、颯のようなちょっとした自己嫌悪や、『あっ、やっちゃった』というのは自分の中にもあります」

――どんな時に?

「かっこつけたのに、かっこつかなかった時とか(笑)。あと、さっきも言った忘れ物ですね。1つのことをすると他のことができない性格なんです。マネージャーさんにも『颯は、性格は違うけど、悠太と似てるんじゃない?』と言われました」

――ご自身でも似てるなと思いますか?

「似ている部分はありますね。でも颯の方が謙虚です(笑)」

――そんな颯を、どのように演じていこうと思いますか?

「“クールドジ男子”の最大の魅力は、クールなんだけどドジをしちゃった時のかわいさで、観ている方もキュンとするポイントだと思うので、そこはこだわりたいと思っています。持っている雰囲気やオーラが自分とは違うので、そういった部分で颯を表現できるのか不安もあったんですが、髪の毛を切ったり黒く染めたり、衣装を身に着けたりするうちに、自分が颯に寄っていく感覚があって。撮影は始まったばかりですが、これからもっと颯になっていけると思うので、僕自身すごく楽しみですね」

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――このインタビューの前のスチール撮影では、もう完全に“颯”になりきっている感じがしました。

「いやいや(笑)。ただ、いつもの自分のかっこつけ方がかっこつかないなっていう感覚はあります」

――これは劇中の衣装ですが、普段はこういう服装はしますか?

「着ないですね。でも、女性にも男性にも“かわいい”というワードが人気じゃないですか。こういう服を着てみると、なんでそういうところにキュンとするのか、わからなくもないなと思いました。普段はピアスもしてゴリゴリのファッションなので、また新しい自分を見つけられたという感覚です」

――かわいらしさを演じる上でのモデルは、身近にいたりするんですか?

「颯は動物が好きなんです。僕も好きなので、犬を見た時に『はぁっ♡』って思うような気持ちをピックアップして、そこから広げていこうと思っています」

――ドジった時の心の声などモノローグも多いですよね。

「そうなんですよ。撮影中はスタッフさんが代わりに言ってくれる声に合わせて、恥ずかしがったりするんですけど、これが難しくて。自分で心の声を録音して、それに合わせて表情を作って、『生2つです!』とか声に出すセリフは実際に口にして…と一人で練習しています」

――クランクインしたばかりですが、共演者のみなさんにはどんな印象を?

「昨日が初対面でした。4人で一緒にインタビューを受ける中で、“この人はこういう風に役作りをしているんだな”というのが見えたので、すごく勉強になるなと思いました」

――4人で話してみたいことや、やってみたいことはありますか?

「『(川西)拓実くんの首のタトゥーを入れてみたい』っていう話はしました。桜田(通)さんと、『成功したらこれ入れよう』って(笑)。僕は右側に、桜田さんは左に」

俳優としての活動について


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――映画「HiGH&LOW THE WORST X」(2022年公開)で初めて演技に挑戦されて、今回は連ドラ初出演にして初主演です。

「『HiGH&LOW』で演じさせてもらった“須嵜亮”と今回の“一倉颯”は全く違うので、観てくださるみなさんの反応が楽しみです。演技に関しては、『HiGH&LOW』の時もそうでしたが、自分よりキャリアのある役者さんたちがいらっしゃるので、頑張ってついていこうという気持ちです。もちろん率先してコミュニケーションを取ろうとしていますし、その中で生まれるシナジー、いろんな雰囲気を“画”に作れたらと思います」

――今回の役には、どんな反応があると思いますか?

「“そのまんまじゃん”と思う人もいるだろうし、“いつもの中本悠太とは違う”と言ってくれる人もいるだろうし。NCT 127は、HIPHOPで強めのサウンドの曲が多く、かわいい感じを表現することがあまりないんです。でも、そういうところを求めているファンの方もいるので、『クールドジ男子』で、“ほのぼのした中本悠太”を観て楽しんでくれたらうれしいです」

――俳優としてソロの活動も増えてきていますが、そうした経験でグループに還元できているなと感じることや、活かしていきたいと思うことはありますか?

「それは常々思っていますし、たぶん他のメンバーもそう思ってくれていると感じています。ありがたいことに『HiGH&LOW』はインドネシアでも上映いただいて。サイン会には、いろんな国の方々が来てくれて、『この映画で知りました』と言ってくれる方が多かったんです。うれしかったですし、こういうところでチームに還元できているのかなと思います」

【中本悠太さんにとっての癒しは?】


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本作ではクールだけどドジなイケメンたちに癒されます。中本さんにとっての癒しは?

「1つは、めちゃくちゃハードな曲を聴くこと。音楽が好きで、聴くのも歌うのも、それ自体がリラックスになります。LINKIN PARKさんとかHYDEさんとか、あと最近アメリカのオススメのバンドもあって…いろいろ聴きますね。静かな曲も聴きますが、ハードな曲で眠っている感情を呼び起こさせた方が、『クッ!』ってなるんですよ。

2つめは、半身浴。韓国ではなかなかできないので、日本に来た時はここぞとばかりに入浴剤を買って半身浴をします。『KITOWA』さんの木の香りが好きなんです。ブランドのコンセプトが日本の木の匂いを世界に広げるというもので、それに惹かれて使い始めて。こういう香りに癒されるし大好きで、田舎で暮らしたいくらいです」

【キャストリレーメッセージ】

最後に、二見瞬役・藤岡真威人さんへのメッセージを!

中本悠太さん→藤岡真威人さんへ
「礼儀正しくて、19歳とは思えないくらい落ち着いていて。態度や言葉は内面を映し出すから、きっといろんなことを考えている人なんだろうなと思うので、深い話も聞いてみたいです。仲良くなって、いろんなことをもっと知りたいですね」


hair&make :飯干美紀(SCENT OF FIG)、高橋涼子
styling:髙橋美咲

(撮影:田中健児/取材・文:国川恭子)

ドラマ25「クールドジ男子」(毎週金曜深夜24時52分/テレビ東京系)第1話は?

第1話
一倉颯(中本悠太)は、無個性で将来に悩む大学生。自身がドジであることを自覚し、ドジをやらかしてはクールを装っているが恥ずかしさで悶絶している「羞恥心あり反省タイプ」。そんな颯はある日コンビニで…。
二見瞬(藤岡真威人)は、スポーツ万能なイケメン高校生。努力家で負けず嫌いな性格で少し抜けたところがあるが、絶対に自分をドジと認めない「強がりストイックタイプ」である。高校生活最後の球技大会でも大活躍の反面、ドジをしてはごまかしていた…。

【プロフィール】
中本悠太(なかもと・ゆうた)
1995年10月26日生まれ。大阪府出身。韓国を拠点に活動するボーイズグループNCT 127のメンバー。2016年韓国でデビュー、2018年には日本デビュー、全米デビュー。2020年、Instagramのアカウントを開設し、翌年、フォロワー数が日本人男性タレントの中で1位に。映画「HiGH&LOW THE WORST X」(2022年公開)で初演技に挑戦し、「クールドジ男子」(テレビ東京系)でドラマ初主演。
Instagram:@ yuu_taa_1026