9月19日（月）に放送した「家、ついて行ってイイですか？(明け方)」（毎週月曜深夜）では、千葉県内の公園で出会った人気YouTuber、えっちゃん（29歳）のお家について行きました。

「あけぼの山農業公園」（千葉県柏市）で、法事帰りだという親子に声をかけると...なんと、娘さんの職業は「YouTuber」！ しかも登録者数を見ると74万人以上いることが判明(取材日は2022年4月10日)！。お食事代をお支払いするということで、えっちゃん（28歳）が住む都内の高級マンションを訪ねました。

家賃24万円ほどの3LDKで今は一人暮らししているという、えっちゃん。「私、離婚して...」とカメラに向かっていきなり告白してくれました。シーリングファン付きのおしゃれな照明は「自慢したい時だけ回して止めちゃう」のだとか。ファンからのプレゼントや「元夫からもらった」バラのブーケなど、"おしゃれ女子"なグッズで埋め尽くされています。

「このソファー座ったことがないです」というソファーにはぬいぐるみがいっぱい！ 撮影用のセットだそうで、即興で実演してみせてくれました。

撮影は基本1人という、えっちゃんが、動画の配信を始めたのは約6年前。最初の3年間は毎日投稿し、現在は週に3本程度の配信ペース。第1回の配信動画を観た番組スタッフが「今と雰囲気違いますね」と何気なく発した言葉に、「目と鼻の整形をしています。それも動画にしているんで隠すことはない」と、またまた衝撃告白。

これまでにハネたネタは、クレーンゲーム機を1万円分やる企画だそうで、その再生回数は500万回超！！ ダメ元で再生1回あたりの収入を聞いてみると...「明確にいくらみたいなものは正直ない」と前置きをしたうえで、「私が見た最高だと、（再生1回）0.8円」と、あっさり教えてくれました。単純計算で、500万回再生だと400万円の収益ということに！ 「全部の動画が0.8円になったらいいんですけどね。めったにないです」と言いつつ、ひと月に1000万円稼ぐ月もあったとか...。

パソコンを起動して見せてくれたのは進行管理表。ネタがびっしり書き込まれ、相当な努力あっての収益なのだということがわかります。

寝室にお邪魔すると、イラストが目に付きました。実はえっちゃんが描いたものだそうです。「これは私の頭の中にいる、かわいいけど気持ち悪いモノ。元気すぎちゃう時と、完全に鬱に入っちゃう時がある。15歳くらいから。ちょっといろいろあって...」と、言葉を濁します。

中学生の時に「いわゆる、いじめみたいなものがあり、その日から外に出るのが怖くなって。寝れない、食べれない状態になって学校に行けなくなっちゃって」と、つらい経験を明かしてくれました。高校へ進学できるのか不安に思っていた時に、「絵を描くの好きでしょ」と母親が勧めてくれたのが、絵を描く授業が受けられる公立高校だったといいます。「そこに行きたいと思った。目標ができると、人間ってちょっとだけ明るくなれるみたいで」と、えっちゃんにとっては高校受験が大きな転機になったことが伝わってきます。でも、そこからどうやってYouTuberになるというさらに大きな転機が訪れたのでしょうか？