ピラミッドの中にピラミッド、またその中に...3重の遺跡、核心部にTV初潜入:有吉の世界同時中継

公開: 更新: テレ東プラス

木曜夜6時25分からは、ゲストにつるの剛士高橋真麻上國料萌衣アンジュルム)を、リポーターにとにかく明るい安村、大城道則氏(駒澤大学教授)を迎えて、「有吉の世界同時中継~今、そっちってどうなってますか?~」【世界と日本のナゾうまグルメ&ピラミッド潜入SP】を放送!

「テレ東プラス」では、8月25日に放送された番組の中から「メキシコ、チチェン・イッツァ マヤ文明のピラミッドにテレビカメラ初潜入!」の内容をプレイバックする!

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ピラミッドといえばエジプトのイメージが強い。だが、マヤ文明が生んだメキシコのピラミッドの精巧さはエジプトをしのぐとも言われている。エジプトのピラミッドが当時の王が権力の象徴として建設されたのに対し、マヤのピラミッドは・天文学の知識を駆使して、人々の生活のためにさまざまな用途に使われていたという。

そのマヤ文明を代表する世界遺産が、古代都市「チチェン・イッツァ」のピラミッドだ。今回番組では1200年前に突如衰退したマヤ文明の謎に迫るため、同ピラミッドの核心部にテレビカメラとして初潜入した。

カンクン国際空港から車で2時間半のところにあるチチェン・イッツァは、生け贄(にえ)の文化と高度な天文学を持つことで知られ、いまも現地には立派な天文台や頭蓋骨(ずがいこつ)が大量に描かれた壇が残る。

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そして取材班が遺跡を回るうちに、チチェン・イッツァのピラミッド「エル・カスティーヨ」(高さ24メートル)が現れた。当時の人々は、ここに祭られている蛇の姿をしたマヤの最高神「ククルカン」の像の影から太陽の位置を計算し、カレンダーとしても使っていたという。

実は、エル・カスティーヨの内部には、先代の王がつくったピラミッドが隠されている。世界で知られる外側のピラミッドは、王が交代した際に先代よりも太陽に近づくため重ねて増築されたものだ。

そして、いよいよピラミッドの中へ。特派員が発掘用の入り口から慎重に先へ進むと、第2のピラミッドの頂上には、太陽神に五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願って生け贄の心臓を捧げるための、2つの不気味な像が並んでいた。