不用意発言禁止! 裸のトークバラエティ「あちこちオードリー」。5月18日(水)の放送は、「ブレイクしてすっかり定着した2組」EXIT(りんたろー。、兼近大樹)&ぺこぱ(シュウペイ、松陰寺太勇)が来店。第7世代を引っ張ってきた2組が、これからのテレビについて熱い思いを!
兼近のトガッた発言に変化!?
度々トガッた発言が話題になる兼近。最初はガンガン言いたいことを言うスタイルだったが、自分の発言により「いろんな人が悲しい思いしてんな」と気づいたこと、そして発言を切り取られネットに出てしまうことで「嘘の中の本当が広がっちゃって」との思いから、最近は抑えていたそう。
しかし、先日の「7.2新しい別の窓」(ABEMA)で久々に爆発。当番組の佐久間宣行プロデューサーら名だたるテレビマンが集い今後のテレビについてトークする企画で、「あれ?ここカマせんじゃね?」と感じ、攻めまくったのだという。実は、兼近と松陰寺は、日頃からテレビの今後について話しているそう。
兼近は、テレビだけ見ていると、テレビで面白いことを出すことが正解になってしまうため、いろんなものを見るようにしているという。...と話すうち、「今だったら、オードリーさんにハマればこの場は正解」とつい口にしてしまった兼近は、早くもトガり発言をしたことに気づき「ちょっと悪い言い方しましたけど」と反省。すると若林は「俺たちは俺たちで2組にハマろうとしてるから」と笑いにして返す。
松陰寺は、兼近と語り合うことで「視野がお笑いから、エンタメに変わりましたね」と大いに影響を受けているという。「お笑いをやっている人たちがお笑いの敷居を高くしちゃってる。お笑い全体のパイが狭まってる今、"世代間で争ってるんじゃねぇ"と思っています」とカッコイイ発言をするが...
りんたろー。によると、兼近の発言の丸パクリだと発覚!? それだけ松陰寺には、兼近の言葉が刺さりまくっているのだ。
メディアの垣根を越えるのは無理!?
そんな松陰寺が目指すエンタメとは? 好きなものが多様化する中、改めて「マルチタレントってスゴイ」と気づいたという松陰寺は、「憧れがオードリーさんですよ」と発言。
...するが、兼近に同意を求めてキョロキョロしすぎのため、「落ち着けよ、松陰寺くん」と、まさかの春日に諭されてしまう。
もはや兼近信者の松陰寺は「今のテレビを壊せるのはかねちーしかいない」と熱弁。今の芸人たちは「先輩方が作ってきたお笑いの常識に迎合することでしか存在できない」という現状を壊せるのも兼近だと期待を寄せる。
若林は「(2組は)迎合してないでしょ」と言うが、兼近は「迎合してないように見せつつやってる」と意外な言葉を。かつては、テレビとYouTubeなどのメディアの垣根を越える「懸け橋になりたい」と発言していた兼近だが、最近は「無理じゃね?」と思い始めているそう。
YouTuberがテレビ出ると"イタい"感じになってしまうことがあるのと同様に、YouTuberの番組にテレビで活躍している人が出ると、やはり"イタい"感じになってしまう。テレビはテレビ、YouTubeはYouTube、その他TikTokや声優の世界など、それぞれの場所にそれぞれのノリやルールがあるため、「それぞれで出来上がったものを壊すことは果たして正解かな」と考えるようになり、メディアの垣根を越える難しさを実感しているのだという。