犬養毅から感謝の手紙も!老舗酒造の開かずの金庫から大量の古銭と〇〇が出た!:所さんのそこんトコロ

公開: 更新: テレ東プラス

金曜夜9時からは、ゲストに高橋ユウを迎えて「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【開かずの金庫から大量札束&丸亀製麺を支える凄ルール】を放送。
「テレ東プラス」では、5月13日に放送された番組の中から、「開かずの金庫を開けろ!」の内容をプレイバックします。

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開かずの金庫があると聞き、リポーターのチャン・カワイ(Wエンジン)がやって来たのは、岡山県岡山市。今も武家屋敷が残る歴史ある街に、開かずの金庫があるそう。
依頼人は、「板野酒造本店」5代目の板野文伸さん。建物の外観を見ただけで「完全にタイムスリップやんか」と驚くチャンですが、それもそのはず、「板野酒造」は明治3年に創業し、150年ほど続く老舗です。

約800坪の広大な敷地内には、母屋や酒蔵など10棟の建物が。江戸時代のまま残る土壁の蔵もあり、創業当時からの味を守っています。
明治から昭和にかけて、岡山の地酒として愛され、財を成した「板野酒造」。大正・昭和初期の横綱・常ノ花に大量の酒を寄贈した写真も残っており、「横綱のタニマチになれるということは...」とチャンも期待。

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応接室には、2代目当主・恕一の像や、屏風や壺などの骨董品が保管されています。恕一は昭和初期に東京への販売ルートを拡大し、儲けに儲けまくっていたとのこと。

家宝は、第29代内閣総理大臣・犬養毅からの直筆の手紙。犬養は岡山市出身で、恕一は選挙の後援会に入会していたそう。手紙には、「この度の選挙について、御尽力いただきまして、感謝に堪えません」と感謝の気持ちが綴られています。他にも恕一宛の手紙が4通あり、総理大臣から頼りにされた地元の名士だったことが伺えます。金庫の中身にも期待せずにはいられません!

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これが老舗酒造に眠る、ちょっと傾いた開かずの金庫。高さは約100cmで、ダイヤルと鍵穴が付いています。文伸さんは開いているところを一度も見たことがないそうですが、恕一が使っていた可能性が高いとのこと。開錠に挑むのは、どんな金庫も開ける無敵の鍵職人・玉置恭一。玉置の見立てによると、おそらく明治終わり〜大正のものですが、錆びがひどく、金庫の扉の端が埋もれているため、鍵が開いたとしても床にぶつかってしまう可能性が。一体どうするのでしょうか。

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いよいよ開錠作戦スタート! 鍵穴は錆びているものの、開いていると想定してダイヤルの開錠に取り掛かります。ダイヤルは4つの文字を合わせると開く仕組みで、その組み合わせは731万通り以上。
「大判小判とかあったらいいですね」と期待する文伸さんですが、開始から7分経過したところで「ちょっと回転おかしい」と玉置。ダイヤルの羽根4枚のうち1枚が動かないため、なかなかあたりを探ることができないそう。

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作業開始から1時間経過したところで、ドリルで穴を開け、強制的に羽根を動かす作戦に変更。すると、作業開始から2時間でようやく開錠に成功! しかし、扉が床に引っかかってしまい、少ししか開きません。
ここまできて諦めるわけにいかないと、文伸さんが自ら、床の一部を切り取ることに。力を合わせ、扉を開けることに成功しました! 老舗酒造の開かずの金庫の中身とは?

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