小日向文世×遠藤憲一 2人のシーンはアドリブ合戦!「エンケンだからこそやりやすい」「小日向さんのアドリブは吹き出しちゃう(笑)」

公開: 更新: テレ東プラス

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これまで、スペシャルドラマ6作が放送されて好評を博した小日向文世主演「嫌われ監察官 音無一六」が「金曜8時のドラマ」枠で連続ドラマとしてスタート!(毎週金曜夜8時テレビ東京系)
警察官の不正を調べる監察官・音無一六(小日向文世)が、鋭い観察眼とひらめきで難事件を解決。几帳面で生真面目な一六とは何もかもが正反対の陽気な弟・万丈二六(遠藤憲一)も加わり、多彩な人間ドラマも描かれる。

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「テレ東プラス」は、小日向文世と遠藤憲一のスペシャル対談をお届け。凸凹コンビが展開する"ほのぼのトーク"を楽しんで!

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ハラハラするアドリブ合戦が楽しい

――まずは連ドラ化されると聞いた時の感想からお聞かせください。

小日向「シーズン6までやったので、もうすぐ終わるのかなと思っていた矢先に連ドラになると聞いたので、ビックリしたんです」

遠藤「一六は警察用語とか難しい言葉をいっぱい言わないといけないし、謎解きもあるので、連続ものとなると小日向さんは毎回セリフを覚えるのが大変だろうなと。現実問題、大変ですよね? 小日向さんが一生懸命やっている姿に刺激を受けますし、尊敬しますよ」

小日向「正直、大変! ギリギリなんだから本当に(笑)。セリフでしんどいシーンが続くんだけど、(田中)美佐子さんのおしゃべりが面白くて。待ち時間に一緒になってワイワイやって、でも現場に迷惑かけたらいけないからほどほどにして...。セリフをちゃんと入れておかないといけないから。でも美佐子さんは、本当に面白いよね!」

遠藤「そうだね~。俺、美佐子さんとは夫婦役を2回やったことあるな」

小日向「俺もあるよ。『古畑任三郎』で囲碁棋士役をやった時、奥さん役が美佐子さんで、殴り殺された(笑)」

――田中美佐子さんは、一六の上司・千住遼子を演じていらっしゃいますよね。お二人のお話から、撮影現場の楽しい雰囲気が伝わってきます。

小日向「一六と二六はまったく性格が違って、みんなに『本当に兄弟なの?』と言われるぐらい似ていないので、それが面白いですよね。あまりにもキャラが違うから、一緒にいるとそれぞれが引き立つんです」

遠藤「2人の会話になると、ほとんどアドリブ合戦みたいになるよね。お互いどんな言葉が出てくるのか分からないので、ハラハラして楽しみながらやってる。俺はゲラなので、小日向さんのアドリブで吹き出しちゃうんだけど。掛け合いがすごく楽しいです」

小日向「エンケンだからこそアドリブがやりやすいというのは絶対にあるよ。ちゃんと受けて返してくれる前提がなければ、成立しないから。エンケンとは何度か共演してきたけど、ガッツリやるのはこのドラマが初めてかな」

遠藤「『真田丸』では、小日向さんが(豊臣)秀吉で俺が(上杉)景勝だった」

小日向「茶室で一緒のシーンがあったけど、あの時はほとんどしゃべらなかったよ(笑)。俺が持っていたエンケンのイメージって、ずっと映像をやっていた人で」

遠藤「うん、Vシネを」

小日向「僕は42までずっと舞台をやっていて、その頃エンケンはVシネをバンバンやってた。エンケンが新宿でよく飲み歩いてるという噂は聞いてたよ。夜遅くまで飲んでると、エンケンが絡んでくるって(笑)。だから怖い人だと思ってたの。だけど、実はめちゃくちゃ優しかった」

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