ひとつの会社で定年まで働く…そんな時代は過ぎ去ろうとしている。そこで今、花盛りなのが、転職活動を支援するビジネスだ。
150万人以上が登録している大手転職サイト「ビズリーチ」の社長・多田洋祐さん(39歳)は、「歴史ある日系大手企業が、即戦力採用というものを、かなり本格的に取り組むようになっている」と話す。
「ビズリーチ」は、転職希望者と採用したい企業の情報を併せ持ち、「ビズリーチ」に登録した企業は、サイト上で求職者を直接スカウトすることができる。転職希望者からは月会費を、採用が決まると企業から成功報酬を得る仕組みだ。
多田さんは精力的に企業を回り、この日は総合商社「双日」の河西敏章執行役員を訪問。トップ自ら中途採用の戦略をアドバイスし、企業の情報をいち早くつかむ。
一方「野村総合研究所」に送り込まれたのは、「ビズリーチ」の惠宏二朗さん。「住友商事」出身で、大手転職サイトの立ち上げにも携わった採用のプロだ。惠さんが行っていたのは、採用を担当する人たちに面接のノウハウを教えるトレーニング。「野村総研」の幹部社員、約250人が参加していた。それにしても、なぜこのようなトレーニングが必要なのか? 現場で見た驚きの光景とは。
さらに番組は、これまで2000人以上も転職に導いてきた転職エージェント・森本千賀子さんに密着。企業が求める中高年人材の新常識を探る。
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