向井理と北村有起哉がプライベートで”おとりよせ”したものを紹介!:先生のおとりよせ

公開: 更新: テレ東プラス

――「登場人物が全員少々偏った部分を持っている」とのことですが、ご自身で「ここが偏っているな」と感じるところは?

向井「偏っているとはちょっと違うかもしれませんが、僕は忘れ物が多くて、ずっと『なんでかな?』と思っていたんですけど、よくよく分析してみたら、常に違うことを考えている自分に気がついたんです。例えば、何か話していても『今日は何食べようかな~?』とか全然違うことを考えていて…」

北村「(笑)。僕は、休みが続くとすぐ堕落します。一つの作品が終わって台本がなくなると何をしていいか分からなくなって昼間からお酒を飲んでしまうことも…。今は子どもが小さいのでお酒は飲みませんが、そういう意味でいうと、完全に台本に依存している、仕事に偏っていると言えるかもしれません」

――ドラマでは、「おとりよせ」という共通の趣味を通して榎村と中田の距離が少しずつ縮まっていきますが、これまで趣味を通じて仲良くなった役者さんはいますか?

向井「今はできなくなってしまいましたが、僕はお酒が好きなので、『じゃあ飲みに行こう!』となって、そこで繋がった方はたくさんいますね」

北村「僕は最近ボーリングにハマっているので、『ボーリングをやっている俳優さんがいたらどうしよう』と勝手に1人でドキドキしています。だって、趣味が同じなら仲良くなれるとは限らないでしょ?(笑) それ以前の問題もあるわけで…」

向井「たしかに(笑)」

北村「『俺、あいつのことあんまり好きじゃねぇんだよ』みたいな(笑)。でも、同じ役者という仕事をして、さらに趣味も一緒にできて…そんな出会いが訪れたら本当に楽しいでしょうね。ゴルフなんかはそういう繋がりが多いと聞きます」

向井「釣りとかもよく聞きますね。憧れはあります」

――ドラマでは「おとりよせ」がたくさん登場しますが、プライベートで「おとりよせ」することはありますか?

北村「僕は三重県桑名産の養殖はまぐりをおとりよせしています。知り合いからいただいたら、ものすごく美味しくて。撮影中に向井くんが誕生日だったので、そのはまぐりをプレゼントしました」

向井「『これぞおとりよせ!』という立派なはまぐりでした。実は今朝もお味噌汁にしていただいたんですよ。僕は今までネットで買い物をしたことがなかったんですけど、今回のドラマの撮影中に、さっきお話した『コピ・ルアク』を初おとりよせしてみました。これを機に、ドラマが放送される前に一通り注文してみようかなと(笑)。それくらい魅力的なものばかりでした」

――仕事が終わった後、自分へのご褒美にしているものはありますか?

北村「僕はお酒が好きなので、シャンパンですね。抜栓するときの“ポン”っていうのがいいんですよね」

向井「ドンペリしか飲まないでしょ(笑)」

北村「いやいや、シュワシュワしたものなら何でもおいしくいただきますよ。帰宅したら、クランクアップでいただいたお花を花瓶に生けて、シャンパンの栓を“ポン”と開けるまでが一連の流れ。自分の中で『仕事が終わった!』という瞬間ですね」

向井「僕は、撮影中、生ものを控えているので、仕事が終わったらオイスターバーに行きます。シャンパンと一緒に生牡蠣を食べますね」

北村「えらい‼(笑)」

otoriyose_20220407_03.jpg▲第1話より

――食に対するこだわりや大切にしていることを教えてください。

北村「これは長くなりそうだね~(笑)」

向井「僕は食べることが好きなので、好きなものを食べるようにしています もちろん暴飲暴食という意味ではなく、最低限のバランスを考えながら。例えば『昨日はお肉を食べたから今日は魚』とか『魚だったら最近食べていないこれを…』というバランスを取りつつ、好きなものは気にせず食べるようにしています」

北村「彼は本当によく食べるんですよ。ドラマでたくさん食べるシーンがあったけど、その後、お昼のお弁当もペロッと食べるし、スピードも早い!」

向井「食べている時が本当に幸せなので、食事は美味しく食べたいし我慢したくないんですよ。だから、カレーだったら最低3杯!」

北村「はっ?」

向井「カレーって、2杯目から“カレー”っていうんです」

北村「えっ、どういうこと? おかわりっていうこと?」

向井「1杯目は前菜、2杯目から『いただきます』、3杯目からやっと『おかわり』なんですよ」

北村「ほぉ~(笑)」

向井「カレーが大好きなので我慢したくないし、好きなものに制限をかけたくないんです」

北村「僕は食べ物に関してものすごく保守的で、新しいものを食べに行くよりも、食べ慣れているものを食べられればそれで十分という感じ。そういうところが、もしかしたらこだわりなのかもしれないですね」

――ありがとうございました! 最後に読者にメッセージをお願いします!

向井「素晴らしいおとりよせが沢山出てきます。それをつまみに飲むもよし、おとりよせに一喜一憂する出演者たちを、肩の力を抜いて笑って見ていただけたら幸いです」

北村「水と油の関係の2人の先生の丁々発止をお楽しみください。そして、毎週オススメのおとりよせを食べさせていただきますが、テレビの向こうの皆さんを羨ましく思わせてしまうことを心苦しく思いながら、ありがたく存分に味わいたいと思います」

向井理 プロフィール】
1982年2月7日生まれ、神奈川県出身。2006年デビュー。以降、連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」(NHK)、大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK)、「S-最後の警官-」(TBS)、「華麗なる一族」(WOWOW)、土曜ドラマ9「婚活探偵」(BSテレ東)など多数出演。公開中の映画「ウェディング・ハイ」にも出演している。

北村有起哉 プロフィール】
1974年4月29日生まれ、東京都出身。1998年、舞台「春のめざめ」、映画「カンゾー先生」でデビュー。大河ドラマ「西郷どん」(NHK)、ドラマ「半径5メートル」(NHK)、映画「すばらしき世界」、映画「ヤクザと家族」、「ムショぼけ」(朝日放送)、など多数出演。

(取材・文/根津香菜子)

【第1話 あらすじ】
漫画家とのコラボ作品の話を持ち掛けられた、官能小説家の榎村遥華(向井理)。誰かと共同作業なんて考えられない榎村は一度オファーを断ったものの、コラボ相手の漫画家が、榎村の大好きな巨乳キャラの生みの親・中田みるく(北村有起哉)と聞かされ、会ってみることに。
初めての対面を前に、いったいどんな巨乳美女なのかと妄想を膨らませ、中田への献上品を”おとりよせ”する榎村。しかし、中田みるくの正体は、なんと無精ひげのおっさんだったのだ!大きなショックを受ける榎村と、榎村におっさんと言われ泣き出す中田…相いれない二人だが、お互いが持ち寄った“おとりよせ”のセンスだけは悪くない…。
ドSで不愛想な官能小説家・榎村遥華と明るくフェミニンでドМな美少女漫画家・中田みるく。真逆な2人の笑って泣ける!? おとりよせライフがスタートする!

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