「丸亀製麺」の知られざる世界戦略...香港NO.1麺が日本に上陸!:ガイアの夜明け

テレ東プラス

3月25日(金)に放送された「ガイアの夜明け」(毎週金曜夜10時)のテーマは、「うどん王 知られざる野望~独占取材!"丸亀製麺"の世界戦略~」。
人気うどんチェーン「丸亀製麺」が、海外の外食企業を次々と買収。グローバル化を図る「丸亀製麺」の挑戦を独占取材した。

国内外で絶好調!「丸亀製麺」その強さの秘密

お昼時の東京・霞が関。ビル内の飲食店街で毎日長い行列ができているのは「丸亀製麺」。住宅街の店舗でも老若男女が詰めかけ大盛況だ。人気の理由は、100%国産小麦を使った打ちたて、ゆでたての本格うどん。看板商品のひとつ「釜揚げうどん」は1杯290円からあり、種類豊富なうどんが手頃な価格で味わえる。

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今や全国に833店舗(※2022年2月末時点)。この「丸亀製麺」の創業者が、「トリドールホールディングス」粟田貴也社長だ。

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コロナ禍にもかかわらず「丸亀製麺」は出店攻勢をかけ、テイクアウトにも対応。2021年4月に発売を始めた持ち帰りの「うどん弁当」は、1700万食以上を売り上げている。

粟田さんの野望は「世界一のヌードルチェーンになる」こと。2021年11月に開かれた記者会見で、粟田社長は「真に世界を狙えるグローバルチームを作り、成長のステージを世界に変えて、果敢にトライしていきたい」と宣言。うどんに止まらない壮大な世界戦略に乗り出していた。

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実は「トリドール」の外食ブランドは「丸亀製麺」だけではない。国内外に約20の外食ブランドを持ち、31の国・地域に1752店舗を展開している。そのうち7つが買収した海外チェーンだ。今後はさらに買収を加速させていくという。粟田社長は「世界に通用するグローバルフードカンパニーになりたい。2028年3月までに国内外5500店舗を実現したい」と目標を語る。

そんな粟田社長がその味に惚れこみ、「世界で通用する」と睨んで2018年に買収したのが、香港で大人気のヌードルチェーン「タムジャイ」だ。香港だけで162店舗を展開している。

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売りは「米線(ミーシェン)」という米で作った麺で、スープ6種類、トッピング25種類、辛さ10段階から選べるのが特徴。自分だけの一杯が、500円ほどで味わえる。
買収額は約315億円(※当時の「トリドール」営業利益の4倍)。粟田社長は「『タムジャイ』を自分たちのものにしないと、後で大きな後悔があると。それほどの可能性を感じた」と話す。

2021年10月には香港証券取引所に上場。調達した資金で、東南アジアやアメリカなど中華系の人々が多い地域を中心に世界に打って出ようという。そしてもう一つの戦略は、「タムジャイ」を日本に上陸させること。その成功を弾みにし、世界に打って出ようというのだ。

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