テレビ初公開!「全自動折りたたみ機」の全貌...家庭に普及するのは何年後?

テレ東プラス

2月20日(日)に放送した「イラッと経済〜あなたの不満が日本を変える!」。
日常の中のちょっとした「これ何とかならないの?」という不満をテレビ東京の経済番組を担当するディレクターたちが深堀り取材!
日常の小さな不満から、その不満解消に挑む企業のビジネスチャンスを追求する、テレビ東京の新たな経済バラエティだ。

「テレ東プラス」では、「『洗濯物の折りたたみ』自動化できないの?テレビ初公開『全自動洗濯物折りたたみ機』」の内容をプレイバックする。

洗濯機や炊飯器など、生活の不満を「自動化」で解消してくれる生活家電。しかし、いまだに自動化できていない家事の不満が...それは、洗濯物の折りたたみ。誰もが抱えるその不満を確認しに、育ち盛りの2人の娘がいる梅田さん一家を訪ねた。

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妻の裕子さんを日々悩ませているのが、大量の洗濯物。子育ての合間に洗濯物を取り込み、クローゼットへ向かう裕子さん。1枚1枚畳むのが面倒なので、そのままハンガーに吊るして収納している。さらにフリース素材のパジャマは、たたまず無造作に椅子の中へ。
このように洗濯物をたたむのをやめる方法は、多くの生活情報誌で特集されている。
裕子さんもこうした情報を参考に"たたまない生活"を実践しているが、夫の吉賀さんは「本当はたたんで欲しい」と本音をポロリ。すると...

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裕子さんはこう反撃し、その怒りはゴミ出しにまで飛び火。「仕事行く前にゴミ出せばいいのに。他のお父さんたちはやってるよ。子どもたちに『今日なんのゴミの日?』って聞かれて答えられないの恥ずかしいでしょ」と不満が大爆発してしまった。

4人分の洗濯物(50枚以上)をたたむ時間は、1日30分を超える。裕子さんはこの10年で、1830時間を"たたむ"作業に費やしてきたことになる。
コロナ禍で洗濯の回数も増え、「(洗濯物を)見るだけで嫌。洗濯はポチッとボタン押すだけなので苦じゃない。たたむのだけが嫌いです。"自動たたみ機をどこかの会社で出してくれないかな"と、結婚してからずっと思っている」と裕子さん。

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この問題を取材するのは北篠ディレクター(「未来世紀ジパング」「WBS」などテレビ東京の数々の経済番組を担当)。

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いまだ自動化できていない洗濯物の折りたたみ。しかし実は、その不満の先に巨大な金脈に繋がる「折りたたみビジネス」が生まれていた。

まず取材したのは、洗濯から乾燥まで代行してくれるオシャレなコインランドリー。人気の理由は、綺麗にたたんで仕上げてくれること。40リットルの袋で1980円〜と、少々値が張るように思えるが、1日に40組以上の依頼があるという。お金をかけてもたたんでくれることに価値を見出す人が増えているのだ。

7年前、洗濯物を自動でたたんでくれる夢に最も近づいた男がいた。ベンチャー企業を立ち上げ、世界初の洗濯物折りたたみロボット「ランドロイド」を作った阪根信一さんだ。
ランドロイドに丸めたTシャツを放り込むと、数分後にはキッチリと折りたたまれる。きれいな仕上がりに、誰もが驚いた。

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高性能カメラが服の形を認識し、ロボットアームが折りたたむ。当時多くのニュースに取り上げられ、一躍時代の寵児となった阪根元社長。大手家電メーカーも共同開発に名乗りをあげ、集めた出資金は100億円以上。1台185万円という高価格だったが、多くの予約が入った。しかし、この計画は発売直前に頓挫し、会社は倒産してしまう。ロボットアームで衣類をつかんで折りたたむという動作が、新素材の衣類では上手くできなかったのだ。