9月3日午後、カンテレ『マルコポロリ！』に、芸歴30周年を迎えた陣内智則さんが登場。彼に足を向けては寝られないというブラックマヨネーズの吉田敬さんから、陣内さんをきっかけに生まれた“奇跡のつながり”についての初告白が飛び出し、スタジオの全員が驚嘆する一幕がありました。
今回の番組は、「ある意味スゴいぞ！陣内智則芸歴30周年SP」と題し、2人のほかブラマヨの小杉竜一さんと、陣内さんを憧れのアニキとして慕うフットボールアワーの後藤輝基さん、さらに陣内チルドレンの申し子・スマイルの2人が集結し、“陣様”に関する数々の逸話からあの騒動の裏側まで、徹底的に語り尽くしました。
その中で、吉田さんは自身が大ブレイクする前の、あるクリスマスイブの出来事として「当時、僕のファッションは紺色のスイングトップがエースやったんですけど、陣さんから『それ汚いから買うたるわ』って言われて、5万円ぐらいする革ジャンを『これええやん』って本当に買って下さったんです」と、陣内さんの太っ腹話を紹介。
「ほんでその後、陣さんにメールアドレスを変えさせられたんですよ、その新しい服の名前、ブランドに変えろって」と続けると、陣内さんも思い出したように「一生忘れへんようなメールアドレスにしたら？って言ったら、ちゃんとその感じにしてたんですよね」と補足しました。
そして、その独特なメールアドレスが奇跡を呼ぶことになったのです。
「『服買ってもらったらメールアドレスまで変えなあかんのか…』みたいにちょっと思いながらも、そのアドレスをずっと使ってたんです。その後M-1で優勝してから、好きな子ができたんですけど、フラれちゃったんですね。でも何年か経ったら、その好きだった子がメールを送ってきまして」と振り返った吉田さん。
「その子は僕の電話番号とかを全部消してたんですけど、メールアドレスが服のブランドとメッセージの組み合わせで個性的やから覚えててくれて。メールもらって再会できたんです。…それが今の妻です」と衝撃的な一言で話を締めくくると、出演者一同から「え～っ！」とどよめきが。
聞き入っていたMCの東野幸治さんが「そうなんやっ！知ってたの？」と確かめると、陣内さんは「全然知らんかったです！確かにインパクトがあるアドレスだったから、パッと見たら覚えるかも」と驚きの声をあげ、相方の小杉さんですら「全部初めて聞きました（笑）」と驚嘆していました。
これを受けて「吉田くんは、なんで結婚した時に『陣さん、実はこれこれこうで』って経緯を言わんかったの？」と東野さんが確認したところ、「いやこの間、嫁に今日の収録のことを『次、陣さんとこういう仕事があんねん』って伝えた時に教えてもらって」と、吉田さんもつい最近まで知らなかったと明かされ、スタジオはさらなる驚きに包まれていました。
また吉田さんが「そこから始まって子供も2人おるし、ホンマに神様ですよ」と改めて陣内さんの存在の大きさについて語ると、番組レギュラーのシャンプーハット・恋さんも「実はうちの嫁も、元々は陣さんの昔の彼女の友達なんで。うちの子たちも合わせると陣内チルドレンが今5人になったってことですね」と感謝。
そんな2人からの言葉に照れくさそうにしつつも、自分が縁となって後輩たちがそれぞれ幸せをつかんだことに、「それはうれしいなぁ…（笑）」としみじみ感じ入っている様子の陣内さんだったのでした。
（関西テレビ9月3日（日）12時から放送『マルコポロリ！』より）
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