竹野内豊×バカリズム 異色キャラがハマりすぎ!『素敵な選TAXI』世界観を語り合う

主演に竹野内豊、脚本にバカリズムを迎え、関西テレビ・フジテレビ系で2014年10月期に放送され好評を博した連続ドラマ『素敵な選TAXI』が、『素敵な選TAXIスペシャル~湯けむり連続選択肢~』(4月5日、21:00~23:24)となって復活。このほど、竹野内とバカリズムが取材に応じ、撮影や脚本執筆の裏話を語ってくれた。

『素敵な選TAXI』は、竹野内が演じる過去に戻れる不思議なタクシー“選タクシー”の運転手・枝分(えだわかれ)と、人生を左右するトラブルを抱えた乗客が繰り広げる物語で、連ドラでは1話完結のオムニバス作品として描かれた。

今回のスペシャルでは、枝分が湯けむり立ち込める温泉街に向かい、そこで出会う温泉旅館の宿泊客たちの“やり直し”が同時に起こりながら、それぞれが複雑に絡み合ってクライマックスへと向かっていく。


――スペシャルで楽しみだったことは何ですか?

竹野内 今回は、温泉街にあるひとつの旅館の中で4つのエピソードが織り混ざりながら物語が展開していくのですが、連ドラのときはそういうことがなかったので楽しみにしていました。ゲストの人々もすごく面白いですし、それに誰よりも監督が楽しんでいて、みんなで和気藹々と撮影しました。

――物語を作る上で大変だったことはありますか?

バカリズム 久しぶりでずっとやりたいと思っていたんです。打ち合わせも盛り上がって、最初は台本がメチャクチャ長くなって、そのまま作ったら4時間くらいになってしまう量だったので削るのが大変でした。

竹野内 普通は書けなくなる人が多いのに(笑)

バカリズム いろんなセリフとか描写がもっと多くて、4時間くらいやらせてほしかったです(笑) 枝分さんのキャラクターが出来上がっているので、この人に何をさせたいかではなくて、この人がこのシチュエーションにいたらこういう風に言うだろうなって。枝分さんが一人歩きしているから台本は後から付いていく感じですね。

竹野内 本当にバカリズムさんの脚本は会話が生きていて、なぜだかクスクスッと笑っちゃうポイントが所々に隠されているんです。敢えて役者が面白おかしくやろうとしないで、バカリズムさんの世界観に身を委ねた方が良いと思って演じています。

――枝分さんに連ドラとの違いは何かありますか?

バカリズム 僕自信が久しぶりでテンション上がって書いていたのもありますが、スペシャルなので少しテンションが上がっているかもしれないですね。乗客の人にどうでもいいことをずっと質問していたりとか、ドラマで引っ張らないだろうというシーンがやたら長かったりします。

竹野内 そうなんですよ。枝分さんは優柔不断なところがあってメニューを決められなかったりするんです。今回はホテルのロビーで部屋をとるのに時間がかかって、支配人とのやり取りもすごい時間がかかってすごく面白かったです。