竹野内豊×バカリズム 異色キャラがハマりすぎ!『素敵な選TAXI』世界観を語り合う

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――枝分さんは、竹野内さんがこれまでに演じてきたキャラクターとだいぶ違うと思いますが、反響はいかがですか?

竹野内 枝分さんは子どもたちからすごく人気があるんですよ。僕、これまでロケ中に役名で呼ばれたことはなかったのですが「あ、枝分さんだ!」って声をかけて貰えるようになって。今までそういう経験がなかったので嬉しいですよね。それに、連ドラが終わって、友達とか他の番組のスタッフの方に「あれもう一回やらないんですか?」と言われることが多くて。僕は「あると良いですよね」と言っていたのですが、本当はそのとき知っていたので、心の中で「楽しみにしていください」と思っていました(笑)

――作品への愛着、信頼関係を感じますが、改めてお互いの印象を教えてください。

竹野内 バカリズムさんにはどれだけ引き出しがあるのかなって。この作品はいくらでもエピソードを作れる話だと思うので、本当に底がない感じがします。僕が知りたいのは、枝分さんはどこから来た人なんだろうって(笑) 発想が本当にユニークでウィットに富んでいて飽きない。本当に面白い世界観をお持ちだと思います。

バカリズム 竹野内さんが枝分さんになりすぎていて、本当に枝分さんがもともといたみたいな感じになっています。撮影していても、朝、竹野内さんに会うと「あ、竹野内さんだ!」って人見知りしちゃうんです。でも、枝分さんになると安心する。ドラマがない間もこういう人が実在するくらいの感覚です。今回も、書いたと言うよりも久々に会えたという感じですごく嬉しかったです。

――最後にスペシャルのみどころをお願いします。

竹野内 ひとつの旅館に宿泊する4エピソードが織り混ざりながら物語が展開していき、ここがって言えないくらいバカリズムさんの秀逸な仕掛けが最後まで続いていきます。今まで連ドラをご覧になった方は勿論、ご覧になっていない方も楽しめる作品になっていると思います。

バカリズム お祭りのような感覚でいろいろ詰め込んで書きました。車内の会話やおふざけのところとかは、書いた僕も楽しかったですし、面白いと感じて頂けると思います。

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