『デスノート』松田役の前田公輝、“変態童貞”役に「抵抗は全く無かった」SPドラマで主演

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――恋愛経験がないはずの朝陽が、妹の真昼に「手料理を嫌う男も多い」とアドバイスしているシーンがあってちょっぴり可笑しかったのですが、前田さん自身はどう思われますか?

手料理してくれる女性は大好きです(笑)。中華が好きなので、例えば、すごく綺麗に均等に切られた青椒肉絲を作ってもらえたら嬉しいですね。手作りとなるとやっぱり大きめに切った方が楽だし、歯ごたえも楽しめますが、僕は細くて均等に切られた青椒肉絲が大好きなんです。その人の技術の高さに感動しますし、これを作られたら、惚れてしまうかもしれないです(笑)。でも、結局は何を作っていただいても嬉しいですし、自分の為に頑張ってくれている姿って素敵ですよね。その姿を見ながら待っているのも楽しいですし。

――今回はかなり個性的なキャラクターとして出演されていますが、今後挑戦してみたい役はありますか?

この役が本当にやりたかった役の一つでした。もし次にやるとしたら、命が宿っていない無機物にも挑戦してみたいです。例えば、カーテンはただ部屋にかかっているだけなんですけど、喫煙者がいたら自分に色がついていきますよね。でも、カーテン自身は家主のことを好きでなかったら、その色に染められてる自分に憤りを感じると思うんです。人工的に作られたものに命を吹き込んだ時のお芝居はやってみたいですね。あと実は、爽やかな役ってやったことがないんです。ちょっと天然であったり、真っ直ぐすぎて熱い方向に行ってしまったりという役が多くて…。いわゆるイメージカラーが水色で、澄み切った空のよう人柄の役はやったことがないので、ぜひ挑戦してみたいです。

――最後にこれから作品をご覧になる方へメッセージをお願いします!

朝陽がメインの第3話では、これまで入ることができなかった女性の世界に足を踏み入れ、終始女性の匂いを嗅ぐことで徐々に壊れていく様を大切に演じていますので、そこに注目していただきたいです。作品全体としては、タイトル通り“ダマシバナシ”であるということが最大の見どころです。各話ごとに、僕も想像できなかった結末が待っています。CM中も次の展開を予想しながら楽しめる作りになっていて、みんなで楽しめる作品なので、ぜひ一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。