前田敦子『世にも奇妙な物語』初主演でドラマデビュー監督と再びタッグ

4月11日(土)21時からフジテレビ系列で放送する『世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春~人気マンガ家競演編』で主演を務める前田敦子が取材に応じ、ドラマの魅力や初の連続ドラマ出演作品『スワンの馬鹿! 〜こづかい3万円の恋〜』(関西テレビ・2007年10月期)以来8年ぶりとなる演出・河野圭太との再会を振り返った。

「富江」「うずまき」などで人気のマンガ家・伊藤潤二の原作『地縛者』をドラマ化。前田は社会福祉士として働く女性・浅野範子を演じる。ある日、地面に縛り付けられたように同じ姿勢で全く動かない人間“地縛者”が街中に現れ始める。危険を感じ誰も近づこうとしない中、浅野は“地縛者”となった人たちに声をかけ、やっと口を開いてくれた人の話から、その土地に何か強い愛着があるために動けなくなっていると推測をたてる。しかし、範子の身近な人間までもが地縛者となってしまい驚きの真実が明らかとなっていく……。


<インタビュー>

――『世にも奇妙な物語』が25周年になりますが、前田さんにとって「世にも奇妙な物語」はどのような番組ですか?

前田「物心ついたときからずっと見てきた番組なので、自分より年上だったと知ってビックリしました。それに特別な時期にやる特別な番組で、『世にも』ならではの独特で人間的な怖さや不気味さは、怖いもの見たさで楽しみにして見ていました。今回、私が出演させていただくエピソードも、人間の奥深いところを突かれるような、『世にも』らしいお話で、そういう作品に参加させていただけて嬉しいです」

――演じる範子はどのような人物ですか?

前田「“地縛者”という存在に向き合って、皆が抱えている何かに気付こうとする。何かに直面しようとする。背を向けないで生きている真面目な女の子だと思いました。ただ、“地縛者”からすると範子はお節介なところがあるかもしれないですね。それと最初はあくまでもボランティア精神で来た女の子だったので明るかったですが、徐々に現実を突きつけられていき、演じていても重たく感じる部分はありました」

――本当に地縛者がいたら前田さんはどうしますか?

前田「目に見えているんですよね……。でも、近寄っちゃ行けないって言われていたら、それに流されちゃっているかもしれないです」

――河野圭太監督作品は、ドラマ初出演のとき以来8年ぶりの再開とのことですが、そのときとご自身で変化したと思うことはありますか?

前田「河野監督は『世にも』の世界観をとてもよく知っている方なので、私はついて行くのが精一杯でした。でも、8年前はどんなことを話しながらも覚えていないくらい緊張していたので、今回はコミュニケーションを取りながら撮影できたのは成長なのかなと思います」

――それから8 年が経って演じることの楽しさを感じますか?

前田「ひとつのものを一緒に作っていく上でチームワークがもちろん必要ですが、最初からそういった部分を考えられるようになったのは大きいと思います。しっかりと一緒になって1つのことに向き合えるようになったのは嬉しいです」

――最後に、番組をご覧になるかたがたへメッセージをお願いします。

前田「誰もが心の奥底に抱えている部分を突かれるような作品なので、皆さんの中にもきっと何か残るものがあると思います。この物語に浸ってご覧いただけたら嬉しいです」

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