久保田かずのぶ（とろサーモン）と井口浩之（ウエストランド）が本音トークを繰り広げる『耳の穴かっぽじって聞け！』（テレビ朝日系、毎週火曜26:34～）。4月2日の放送では、元ゾフィーの上田航平が解散の真相を語った。
今回のテーマは、「解散した芸人の本音」。VTRで出演した上田は、以前他の番組で解散理由を説明したものの、真の理由はそれだけではないと明かす。「解散理由を言うべきだったか、言わないべきだったか判断してもらいたい」と全てを文章で綴る上田の真剣度に、井口は「収録1回目ですよね？」と苦笑。久保田も「思ってるよりどんぶりの量が多いわ」と戸惑う。
番組では、上田の書いた文章を音声化。相方が飲み歩いたせいで大事な賞レースに出られなくなったこと、仕事に支障が出てしまうこと、それでも「全部修行だ」と自分に言い聞かせてネタを書き続けてきたことなど、上田の思いが赤裸々に語られる。
ある日、とうとう糸が切れ、解散を決めた上田。相方はじめ、事務所や他の芸人との話し合いの中で「酒をやめてコンビ続けるか？ それとも酒を飲むか？」と切り出したところ、相方は「酒飲みたいです」と発言。あっけなく解散が決まったという。これにはMCの2人も笑うが、友達であり相方だった男に対する本音を聞き終えると、久保田は「どうしてくれるの」とこぼし、井口は「一回楽屋戻ってもいいですか？」とコメントに迷う様子も見られた。
それでも、上田の解散理由に対し、2人はそれぞれ持論を展開。最後に井口は「上田さんは笑いにできなかったと言いましたが、結構笑わせてもらいました」「僕らが笑います。（僕のネタでも）どっかで傷ついている人はいるけど、どっかでは笑いが起きてるから。お笑いってそういうもんだと思うんで」と締めくくった。
次回は4月9日放送。「賞レースで戦う意味とは？」を2人が本音で語る。
