女子100m日本記録保持者・福島千里が語るメンタル術「勝つことにこだわりすぎず…」『最強の時間割』

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女子100m日本記録保持者・福島千里が語るメンタル術「勝つことにこだわりすぎず…」『最強の時間割』

TVer完全オリジナル番組『TVerで学ぶ!最強の時間割』シーズン2(毎週金曜配信)Lesson19の配信がスタート。講師として、元女子短距離選手の福島千里が登場した。

2011年に11秒21を記録し、女子100メートルの日本記録保持者となった福島。現在までの14年間、未だ破られていない。その輝かしい記録が紹介されると、福島は小鳥のようなかわいい声で「ありがとうございます」と感謝を述べ、MCのラランドから「あんまり(足が)速くなさそうなのに」「(雰囲気が)ふわっとしている」と驚かれる。

また「小さい頃から足が速かったんですか?」と聞かれると、「そうではなかった」と返答し、さらに2人を驚かせた福島。「全北海道大会でも決勝に残る程度で、1番になったことはなかった」と言う。

そんな福島は、どのようにして今の速さを手に入れたのか。今回は“メンタル”について学んでいくことに。

まず「勝つことにこだわりすぎず、他に目標を設定すること」と挙げた福島は、勝ちにこだわっていた頃は挫折しかなかったと告白。ライバルとしていた選手・高橋萌木子が後半に追い込んでくるタイプだったため、スタートダッシュ派の福島は「スタートでは一番になろう」と決めたのだと話す。

スタートダッシュでどれだけ差をつけられるかにこだわり練習し、初めて高橋に勝利したのは20歳の頃(2008年)。当時を振り返り、「ビックリしました」と喜びより驚きの方が大きかったと明かした福島。勝因を聞かれると、2007年にリレーのナショナルチームの合宿に参加した際に「言えないことがたくさんあるけど……先輩たちに刺激をもらった」と言葉を選んで説明。「合宿の中で一番驚いたことは?」という質問にも「あるんですけど、とても言えない」と言って笑いを誘っていた。

なお現在「TVer」では、『TVerで学ぶ!最強の時間割』過去回も配信中。