長谷川博己が民放テレビドラマ初主演を務めたドラマ『鈴木先生』（テレ東、2011年）が、民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて期間限定で無料配信中だ。
2007年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した武富健治による原作を基に、どこにでもいそうな平凡な教師が、どこにでも起こり得る問題について過剰に悩みつつ、独自の教育理論によって解決していく様を描き、各方面で波紋を呼んだ同ドラマ。
主演の長谷川のほか、同僚の先生役に山口智充、田畑智子ら超個性派俳優をキャスティング。さらに生徒役には1000人を超えるオーディションを勝ち抜いた、土屋太鳳、松岡茉優ら新世代のフレッシュなキャストが集結している。
緋桜山中学では、教師たちによって2年生のクラス替え会議が行われていた。そこで国語教師の鈴木先生（長谷川）は、小川蘇美（土屋）が入った2年A組の担任に立候補し、A組を受け持つことに。その後、小川を気に入っていた体育教師の山崎先生（山口）から嫌味を言われるが、鈴木先生は、この小川がいるA組を使ってある“実験”をしようとしていた。
そんな中、家庭科室で1年生が作ったクッションが切り裂かれるという事件が発生。その日の最後に家庭科室を使ったA組の生徒たちは、家庭科担当の足子先生（富田靖子）から心当たりがないか聞かれる。すると、生徒たちから「藤山高志（桑代貴明）くんがバタフライナイフを持っているところを見たことがある」と次々に証言が。しかし藤山はバタフライナイフを失くしたと主張する。
そのバタフライナイフは、家庭科室のゴミ箱の底から見つかっていた。動揺が走る教室。すると足子先生は、藤山を信じるかどうかクラスの多数決で場を収めようとし……。
現在TVerでは恒例の「名作ドラマ特集」が開催中。『鈴木先生』を含む250タイトル以上の人気作が配信されている。
