最北端・最南端にある賃貸物件の間取り・家賃は?実際に調査してみると…

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最北端・最南端にある賃貸物件の間取り・家賃は?実際に調査してみると…

賃貸物件は、都心から離れるほど部屋は大きくなり、家賃が下がる傾向にある。それに則ると、日本の本土・最北端と最南端は広さと安さのコスパが最大という仮説が立つ。そこで、実際の物件の一例を調査した結果がある。

本土・最北端の市町村は、北海道の稚内市。その最北の宗谷岬から、マイナス6.5度、風速15メートルのなか、賃貸物件を探していった。漁師町で持ち家が多く、賃貸物件は少ないなか、 地元の不動産会社の紹介で見つけた物件が、稚内市恵比寿二丁目にあった。16畳のリビングのほか、6畳間が2部屋、8畳間が1部屋の3LDK、約76平米。風呂トイレはもちろん別。石油ストーブ付きの上、1部屋に1つ地下倉庫が付いている。雪かき道具などを片付けておくのに便利な仕様となっていた。そして、気になる賃料は5万円/月という調査結果だった。

一方、最南端の地は、鹿児島県南大隅町。その最南・佐多岬のエリアはガジュマルの木が自生するなど、 屋久島と同じ大自然が味わえる地域だという。 この地域は空き家が多く、自治体が空き家を減らすため「空き家バンク」という空き家掲載サイトを管理している。そこで見つけた本土・最南端の賃貸物件は、12畳の居間に、大家族で暮らせるほどゆとりをもったキッチン、洗面台、風呂つきの4DK、約91平米。広い庭や家具、手入れすれば使える3段の田んぼもついている。また、管理人代理の方が付近で飼育しているエミューといつでも交流できるというプレミアムもついて、1万5000円/月という破格の値段だった。

上記「最北端と最南端の物件って実際どうなの?」の詳細は、2月7日に放送された『それって!?実際どうなの課』(中京テレビ・日本テレビ、毎週水曜23:59~)で紹介。取材OKの物件だけなので、あくまでも番組調べであることを付け加えておく。

次回2月14日は「激セマ物件」「ワケあり駐車場」が放送される。