門脇麦『厨房のありす』主人公に共感「好きなものについて早口で喋っちゃう」【連載PERSON】

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門脇麦『厨房のありす』主人公に共感「好きなものについて早口で喋っちゃう」【連載PERSON】
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人生に影響を与えたテレビ番組を軸に、出演作品の話題からその人のパーソナルな部分にも迫るインタビュー連載「PERSON~人生を変えたテレビ番組」。今回は、日曜ドラマ『厨房のありす』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)で主演を務める門脇麦さんが登場します。

映画『闇金ウシジマくん Part2』『愛の渦』、ドラマでは、連続テレビ小説『まれ』、大河ドラマ『麒麟がくる』、『トドメの接吻(キス)』『ミステリと言う勿れ』など、数多くの作品で注目を浴びてきた門脇さん。近年では、ドラマ『リバーサルオーケストラ』での好演も記憶に新しい俳優です。

門脇さんが『厨房のありす』で演じるのは、料理店「ありすのお勝手」の店主・八重森ありす。自閉スペクトラム症ということもあって、頑固でこだわりが強く、コミュニケーションが苦手。ただ、驚異的な記憶力の持ち主で、大好きな化学においては、豊富な知識を持っています。

今回、話題沸騰中の本作に出演中の門脇さんにインタビューを実施。役柄のことや、学生時代に見て衝撃を受けたドラマのことなどを語ってくださいました。

撮影中はタッパー持参が必須!?

――ご自身が演じる役で、共感する部分がありましたら教えてください。

ありすが、化学式をものすごい勢いで列挙するシーンがあるんですが、(ありすと同じく)私も好きなものに対してこだわりが強いところがあって。そういうものに対して、ブワーッと早口で喋っちゃうので、少し近いところがあるかもしれないですね(笑)。

――インタビュー時点では、まだクランクイン前ですが、撮影現場で楽しみなことはございますか?

ごはんですね。(第1話で)角煮が出てくるのですが、絶対に美味しいに決まっているんです。多分撮影用にいっぱい用意してくれていると思うので、タッパー持参です。この間、(ありすの友人・三ツ沢和紗役の)前田敦子さんと、ごはんを食べるバラエティに出たのですが、ふたりとも(示し合わせたかのように)タッパーを持ってきていました(笑)。

――ありすはこだわりが強い特性を持っていますが、門脇さんには「これだけは譲れないこだわり」はありますか?

特に無いかもしれないです。たとえば、家の中でいうと皆無ですね。家具も何をどこに置いていいのか分からないから、友達が家に遊びに来たとき、よく「配置変じゃない?」「なんでテレビをこっちに置くの?」とか言われるんです。 空間認識能力がないんですかね……(笑)。

普段から料理もしていますが、まな板を洗いたくないから、野菜は手でちぎれるものはちぎるし、えのきも、普通は袋から出して、石づきを包丁で切りますが、私は、袋の上からハサミで切ります。あまり細かいところは気にしないかもしれないですね。

――酒江倖生役の永瀬廉King & Prince)さんとは初共演です。どんな印象をお持ちですか?

永瀬くんに関西弁のイメージがまったくなかったんです。初めてお話したとき、めちゃめちゃ関西弁で、すごくびっくりしました。

衝撃を受けたドラマ『女王の教室』

――ここからは、門脇さんとテレビとの関わりを教えていただきたいです。ご自身が影響を受けたと思うテレビ番組を教えてください。

中学生の時まではバレエをやっていて忙しかったし、ほとんどテレビを見ていなかったんですが、初めて連続ドラマを見たときは、面白すぎて本当に鼻血が出そうになりました。直接「この仕事をやろう!」と思ったわけではないんですが、今思うとその強烈な“憧れ”みたいなものは、テレビを見ていなかった時間が培ってくれた可能性があります。

初めて見たドラマは『女王の教室』でした。毎週楽しみで、指折り数えて放送を待っていたくらいで……。この間、ドラマで初めて(『女王の教室』に出演していた)志田未来さんとご一緒したんですけど、普段あまりそういうことは思わないのに「あー! 芸能人だ」と思いました(笑)。それほど強烈なドラマでした。

――言わずと知れた名作ですが、その作品の何が自分の心を揺るがしたと思いますか?

無意識ながらに、人の演技を見るのが好きで、その面白さを感じていたんだと思います。あのドラマって、天海祐希(阿久津真矢役)さんが、本編ではニコリともしない教師なのに、エンディングでは、黒い衣装を脱いで明るく踊るじゃないですか。それも演技だし、先生役も演技なんですが、それが面白いなと思いました。

――現在、ご覧になっている番組を教えてください。

決めて見ているわけではないんですが、『オオカミくんには騙されない』シリーズが始まったら見ますね。『あいの里』も、本当に「いっぺんに配信してくれよ!」と思うぐらい、とても楽しみにしていました(笑)。

――いわゆる恋愛リアリティ番組ですね。

絶対に演技ではできないですからね。それと、韓国ドラマ『ムービング』は面白かったです。ファンタジーや、能力系の作品なんですが、そういうのも好きなんです。『マッドマックス』なんかも大好きです。ポップコーンがあう映画が好きですね。

取材・文:浜瀬将樹
写真:フジタヒデ

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