1月15日に放送された『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系、毎週月曜23:15~)で、若林正恭(オードリー)が絶妙な例えを連発した。
「客員研究員」と呼ばれるスタジオゲストは、山田杏奈と澤部佑(ハライチ)。希少な経験をした“激レアさん”は、ミズホさん。「農家なのにギャルをつらぬいていたら いつのまにか農業の衰退に立ち向かう カリスマになっていた人」だ。
農業界の人口はこの20年間ほどで100万人も減少しているが、ミズホさんはギャル時代に従事。公開された写真は、茶髪で赤い超ミニスカートのボディコンに身を包んで、畑のド真ん中でピースするミズキさん。「研究員」で司会の若林は、「擬人化されたパプリカのよう。映えてるよね、(畑の)緑に」と絶賛した。ミズホさんは当時を、「近くの海に日中は行って、帰ってきて畑作業をしている」と回想。だが、農地は80倍になり、31歳の若さで全国の優良経営体に贈られる「経営改善部門」の農林水産大臣賞を受賞している。
現在は、富山県入善町にある「アグリたきもと」を管理する社長。広さは東京ドームのおよそ25個分で、元の農地の80倍。売り上げが爆増したため、その成功の秘訣を聞くために、全国の農家が視察に訪れる。これからの農業界を担う若者たちに講演会を開いてほしいと、依頼が殺到した。
“ギャル社長”は、「田んぼの真ん中にピンクのどデカイ建造物(作業所)を建てる」ことを実現した。すると、作業所を見るために地元の農家たちが集まり、父が娘の社長就任を伝えた。高齢で農業からの引退を考えていた農家たちは、農地の引き継ぎを依頼。結果、1年で東京ドーム2個分ずつ農地を拡大させていき、80倍に膨れ上がった。若林は、「『信長の野望』でもここまで増えない」と人気ゲームと対比して、感心した。
そんなミズホさんを若林は、「農地をギャルメイクしてだいぶ盛れてる人」とラベリングした。