オードリー若林「北欧の生き方だろ」と斜に見ていた“ショーアウフグース”に最後は感動

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オードリー若林「北欧の生き方だろ」と斜に見ていた“ショーアウフグース”に最後は感動
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1月8日放送の『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系、毎週月曜23:15〜)は、「サウナの中で演劇をするショーアウフグースで世界一になった2人」クロカワさんとサノさんが登場。サウナ室を舞台にタオルさばきと動きだけで観客を魅了する様子に、MCの若林正恭オードリー)が思わず感極まる一幕があった。

サウナ室の中でタオルを使って熱波を送る「アウフグース」に演劇を組み合わせ、その華々しさを競うショーアウフグース。名古屋で熱波師として働くクロカワさんは以前からアウフグースを行ってきたが、タオルの振りすぎで従業員の肩が爆発寸前となり、施設から「禁止令」が出る事態に。新たな取り組みを探す中、力以外に多様な表現軸を持つショーアウフグースに魅了されたという。

世界大会に出るよう指令を受けたクロカワさんは、入社3か月で元役者というキャリアを持つサノさんとペアを組み、経験ゼロから世界を目指すことに。ダイナミックなタオル回しは10日間のスパルタ合宿で身につけ、言葉の壁は「台詞なし!音楽と演技で乗り切る」というフォーマットで克服する。

最初に出場した世界大会では、周りのチームが大掛かりなセットやメイクを駆使する中、32組中9位と大健闘の成績を残す。2人の活躍を後押しするように、施設では2億円をかけ、大会さながらの設備を備えたサウナ室を建設。クロカワさんも「誰も見たことがない物語作りを」と『男たちの大和/YAMATO』をモチーフにしたストーリーを練り上げ、ふたたび世界大会へ向かう。

その後、VTRで2人のショーアウフグースを紹介。戦時下に生きた2人の男女を主人公に、穏やかな風と激しい風で平時と戦時を巧みに表現、物語のラストシーンにも「風」を盛り込む秀逸なパフォーマンスに、場内は大喝采となる。最初こそショーアウフグースを「北欧の生き方だろ」と斜に見ていた若林だったが、「台詞がないからこそ、伝わったものがある」と感極まった表情でコメントしていた。

次回、1月15日は「農家なのにギャルをつらぬいていたら、いつの間にか農業の衰退に立ち向かうカリスマになっていた人」が登場する。