今野浩喜演じる初老の男性、生前の妻に会うため未来からやってきて…

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今野浩喜演じる初老の男性、生前の妻に会うため未来からやってきて…

今野浩喜安藤裕子が11月7日に放送、及び民放公式テレビ配信サービス「TVer」で無料リアルタイム配信される吉岡里帆主演の火ドラ★イレブン『時をかけるな、恋人たち』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜23:00~)の第5話に出演する。

本作は、時間SFを得意とするヨーロッパ企画上田誠のオリジナル脚本。令和の時代を生きる“辻褄合わせ”が大得意な主人公・常盤廻(吉岡)と未来からやってきたタイムパトロール隊員・井浦翔(永山瑛太)がタイムパトロール隊のメンバーとして、違法に時をかけてくる恋人たちを取り締まりながら、自らも時空を超えた本気の恋をするタイムパトロール・ラブコメディ。現在TVerでは、第1話が配信中。

先週放送された第4話は、田村健太郎福田麻貴3時のヒロイン)が出演。田村演じる未来人とお笑いコンビを組む水戸桜を演じた福田に注目が集まり、ネット上で「引き込まれた」「お芝居上手い」「泣ける」「可愛い」との声があった。

第5話で廻と翔が取り締まるのは、突然の事故で亡くした妻に会いたい一心で、時をかけて過去にやってきた初老の男性。亡き妻との別れに心残りがある違法タイムトラベラー・矢野健也を今野が演じ、妻・美郷を安藤が演じる。美郷はバス事故で亡くなる運命で、悔いのある別れ方をした健也はひと目、生前の妻に会いたいと言う。しかし、過去に干渉し歴史を変えることはご法度……。はたして、廻と翔、そしてパトロール隊員らは、どのようにして辻褄を合わせるのか?

パトロール隊長の和井内秀峰を演じる石田剛太は今回の第5話が心に響いたといい、「『トキコイ』には心に残る台詞があるんですけど、特に5話は良い台詞がいっぱいで。共感という意味でも良い台詞が一番あるんですよね。僕自身はパトロール隊長の和井内役で、別れさせ屋じゃないですけど、違法に時をかけてやってくる恋人たちを剥がす仕事をしていますが、5話は本当に苦しかったですね。色々な複雑な気持ちが交差して。和井内は気丈に振舞っているけど、実は妻を亡くした過去を持っている設定で……感情を表に出さないように出さないように演じました。撮影中は、今野さん演じる老人が鬼気迫ってくるような感覚があって、“このドラマ、こんなテイストだったっけ? コメディじゃなかったっけ?”みたいな。5話は、見てたら不意を突かれると思います。それくらいグッときますし、スタッフさんの間でも5話が好きだっていう人が多くて。それと、5話の後半で、伊藤万理華さん演じる天野がとてもいいことを言ってくれるんで、ぜひ注目してください。万理華ファン必見の5話になると思います」とコメントを寄せた。

<今野浩喜 コメント>
――突然の事故で亡くした妻に会いたい一心で、時をかけて過去にやってきた初老の男性役。『トキコイ』の中でも、特に5話は、せつなくて響くストーリーで「この回が好きだ」と出演者やスタッフからも聞きます。矢野健也の役どころ&演じられての感想は?

4話までの事はよく分かりませんが(笑)、おそらくコメディに振った脚本と演出だったのでしょう。最初の段取りで私とレギュラーの皆さんの演技が全然噛み合わないのをヒシヒシと感じました(笑)。「こいつの芝居、重いなぁ」とか思われてたんじゃないでしょうか。

――ご出演されている第5話。今野さんが思う見どころは?

見どころまで考えて演じてないのでちょっと分からないですが(笑)、私を信用して使って下さった方々が作った物なので、面白い物になっていると信じてます!

――最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

視聴者の皆さま。衣装合わせの時からプロデューサーさんからこのドラマ全体における5話の大事さを真摯に伝えられたので結構大事な所らしいですよ。何度も見て下さい!

<安藤裕子 コメント>
――矢野美郷の役どころ&演じられての感想は?

監督とお会いした際に「この夫婦は友達みたいにずっと仲が良かったと思うんです」と言われました。いつか心がすれ違うようになってしまっていたかもしれない。だけれど、私が思う美郷は「なんかもう、こうやって言い争うのやめようよ」って言いたかったかなと。シリアスな喧嘩はしたくなかったかなと。二人で過ごした楽しかった時をちゃんと覚えていた人なんじゃないかなと思います。ちなみに今野さんはとても大好きな役者さんで、目の前で演技を見られて嬉しかったです。

――ご出演されている第5話。安藤さんが思う見どころは?

んー! 全部! どうでしょう? 今野さんのそんな嫌味言わなくてもという様な口のきき方でしょうか?

――最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

素敵な作品にお声がけ頂いて嬉しい限りです。演者皆さんの時代を超えたメークやファッションも可愛らしいです。ぜひご覧ください!

<第5話あらすじ>
井浦翔(永山)に別れを切り出した常盤廻(吉岡)のもとに、広瀬航(西垣匠)から「常盤さんのことが好きです」とメッセージが届く。広瀬は梓若菜(田中真琴)との婚約を破棄したらしいが、翔への思いに踏ん切りがつかない廻は、その気持ちに応える気になれない。一方、廻との恋をあきらめたくない翔もまた、なんとか2人で生きていく方法を模索するが、もはやその願いが叶うことはないと悟った廻は、翔の言葉に耳を貸そうとしない。

廻の任期終了を明日に控え、パトロール基地には30年後からやってきた初老の男性・矢野健也(今野)が連行されてくる。健也の妻・美郷(安藤)は明日、バス事故で亡くなるといい、悔いのある別れ方をした健也はひと目、生前の妻に会いたいという。しかし、過去に干渉し歴史を変えることはご法度。それならばと、廻と翔の同行のもと、健也は夫婦の思い出のレストランへ向かうが、隊員たちが危惧したとおり、健也は隙を見て逃げ出してしまう。

翌朝、厳戒態勢が敷かれるなか、健也は美郷の前に姿を現す。しかし次の瞬間、張り込んでいた隊員たちに身柄を拘束され、健也は記憶を消されて元の時代へ。当然、美郷も予定どおりバス事故で命を落とすことに。歴史に抗うこともできず、悲しい結末をただ黙って見守るだけ――。ミッションは成功したものの、タイムパトロールの仕事に一抹の疑問を覚えた廻は、健也のためにある辻褄合わせを思いつき……。

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