“ぼさぼさ”っとした自然体の可愛さが愛らしい、サンリオのキャラクター“ぼさにまる”を完全実写化したドラマ『ぼさにまる』が、フジテレビが運営する動画配信サービスFODにて9月22日（金）より配信開始。制作発表会見がこのほど都内で行われ、ドラマに出演する綱啓永、森愁斗、“ぼさうさ”のさくらが登壇した。
本作は、フジテレビの情報番組『ノンストップ！』内で放送中の同名アニメの実写版。ある日突然人間の言葉を理解し、人間とコミュニケーションが取れるようになった動物達「ぼさにまる」が人間社会に進出し、それを受け入れる人間たちと、互いのルールに戸惑い、試行錯誤しながらも共存していく姿が描かれる。主人公の“ぼさうさ”のさくら役は上白石萌音が演じる。綱は何を考えているかわからないふわふわ系男子の優磨、森はいつも空回りしているが仲間思いの筋トレ系男子の大雅を演じる。
綱はさくらについて、「メロメロでした。可愛いですね。素直で好奇心旺盛だし」と笑顔でコメント。森からは「綱さんはさくらさんに隙あらばキスしていた」とも明かされたが、「マジでガチ恋していました。僕以外の人とさくらのシーンがあると嫉妬しました」というほどさくらがお気に入りだったとのこと。
綱と森はドラマ『君の花になる』（TBS系、2022年）以来の共演。綱は「再共演に喜びを感じました。前回と役も違っていてどんな話になるんだろうって。でも、去年1年、一緒にお芝居をしていたので照れ臭さとかはなかったです」とコメント。本作についても「このアニメの世界に入れるのはすごく楽しみでした。人間だけでなく、ぼさにまるという種類の違う生き物が一緒に暮らす。結構ぶつかり合いがあったりするのでそこにも注目してほしいです」とアピールした。
森もさくらについて「ふわふわで触ると気持ちいい。好奇心旺盛で愛くるしい。可愛がってあげたい気持ちになります」と述べ、綱同様お気に入りだったとのこと。自身が演じる大雅についても「僕は割と落ち着いているキャラクターを演じることが多いので、どうやって演じようか考えました。おしゃべりで声を常に張っているキャラクター。自分で見ていて新鮮でした」と話した。
大雅を演じるにあたり、実際に筋トレもしたといい、「筋トレ好きという設定なので、役をもらってから僕も実際に筋トレを始めました。男子部屋に筋トレ用具が置いてあったので、空き時間にやっていたんです。（綱にも）教えました」と振り返る。また、本作の見どころについて聞かれると「ほんわかした日常生活の中、多様性の中で生まれる涙や笑いが見どころ。すごく考えさせられる作品だと思います」とコメント。
「もし綱と同居生活を送ることになったら？」と聞かれると、森は「一時期同居生活を送っていると言っても過言ではないほど会っていたことがあるんです」と2人のプライベートでの仲良しエピソードを披露。綱が「（同居しても）うまくやると思います。ぶつかったら僕が家を出て行きます。ぶつかるというのが想像できないです。気遣いは互いにするタイプなので」と述べると、森も「僕もケンカになったらすぐ謝ります。ぶつかったことがないのでそこは想像つかないです」と話していた。
