音楽プロデューサーのつんく♂が、8月6日に放送された『まつもtoなかい』（フジテレビ系、毎週日曜21:00～）にゲスト出演。モーニング娘。の元メンバーである後藤真希と辻希美の加入秘話を明かす一幕があった。
この日は、つんく♂、後藤、辻に現役メンバーの譜久村聖を加えてクロストークが展開。過去に喉頭がんで声帯を摘出しているつんく♂は、パソコンのSNSアプリを使用して会話に参加した。
1999年に3期メンバーとしてモーニング娘。に加入した後藤について、MCの松本人志（ダウンタウン）が「つんく♂にとって後藤真希って子はどういう子だったんでしょうね？」と話を振ると、つんく♂は「カンフル剤」と表現。「初期メンも2期メンバーにも火がついた。俺も燃えたし、腕がなった」とし、ここから結果としてメンバーの増員が日本の芸能の風物詩になっていったと説明した。
1人でモーニング娘。に加入して、「LOVEマシーン」のヒットなどで旋風を巻き起こした後藤に対し、辻は4期メンバーとして、石川梨華、吉澤ひとみ、加護亜依と共に4人で加入。当初、4期メンバーは3人しか募集していなかったところ、つんく♂の「どうしても外せないメンバーがいる」という鶴の一声によって辻もメンバーに選ばれたのだという。
その理由について、MCの中居正広が「聞きたいよね」と水を向けると、つんく♂は石川と吉澤はすでに決まっており、オーディション時に辻と加護が戯れている姿を見て、セットで加入させることを思いついたと告白。この報告には中居も思わず「う～わ、生々しい！」と声を漏らしてしまう。
さらに、つんく♂はメンバーを選ぶ基準として「一番はちゃんと大人数の中でルールを守れるか」を重要視すると言い、かわいさだけで選んでしまうと、のびしろがなくなるかもしれないと指摘。数々のスターやヒット曲を生み出してきたつんく♂ならではの視点で持論を展開し、出演者を感心させていた。
そんなつんく♂のメンバーにまつわるトークに、ネット上では「貴重なお話しもっと聞きたかった」「すごいエピソード」「絡み最高だった」などの声が寄せられた。
