木戸大聖、連ドラ初主演の現場でも安心感「前田旺志郎くんに助けられている」

公開:
初主演ドラマの見どころを語る!
初主演ドラマの見どころを語る!

木戸大聖が連続ドラマ初主演を務める『僕たちの校内放送』(フジテレビ、毎週火曜24:25~※関東ローカル)が、8月1日よりスタート。このほど行われた取材会で、木戸が初主演の意気込みや撮影現場の雰囲気や見どころを語った。

本作は、引っ込み思案で学校でも目立たない存在の放送部員の少年が、仲間とともに校内放送を盛り上げていく“校内放送青春群像劇”。友情×校内放送(ラジオ)×青春ドラマの要素が詰まった完全オリジナルストーリーとなる。

“ぼっち”でさえない主人公・今野浩哉(こんの・ひろや)を演じる木戸は、ブレークのきっかけとなったNetflixオリジナルシリーズ『First Love 初恋』配信後初の地上波ドラマ出演。「役者に興味を持ったきっかけがドラマだったので、いつか主演を務めたいと思っていました。お話をいただいた時は、本当に嬉しかったです! 撮影の日が近づいているにつれ、責任も感じるようになりました」と、喜びと共に座長としての責任の重さを感じたと明かす。

木戸大聖
木戸大聖

「(大城健太役の)前田旺志郎くんと読み合わせの段階から波長が合って、すぐに“この現場は大丈夫だ”と思いました。旺志郎くんに助けられている部分が大きいですが(笑)」とのこと。撮影の合間は、藤原瑞輝役の中田青渚を加えた3人でずっと話しているそうだが、「何を話しているか覚えていない(笑)。本当に高校生がクラスで話しているようなことを話しています」と楽しく撮影できていると笑顔で語った。

そんな前田と中田の印象を聞くと、「旺志郎は、(今回の健太役に)本当にハマり役! 明るく会話のテンポが良くて、人を気遣う優しさを持っている健太にピッタリだと思いました。青渚ちゃんは、普段はめちゃめちゃ明るくてニコニコしているので、瑞輝とは正反対の役。しかし、お芝居が始まるとスッと瑞輝に入る瞬間があって役との切り替えが素晴らしいなと思いました」とそれぞれ役との相違を挙げた。

木戸は「浩哉のような、いわゆる“ぼっち”の経験はあまりない」というが、その中でも共通点を探し、「小学生の時に人見知りで、輪に入れずモヤモヤした時期がありました。それが浩哉に活かせるのではないと思い、そういう部分を思い出しながら演じています」と過去の経験を役に活かしていると明かした。

木戸大聖
木戸大聖

最後に、「登場人物全員が悩みを抱えていて、そんな3人が出会い、ラジオを通して成長していく姿を描いています。青春ドラマはよくありますが、放送部が舞台というのはこれまでなかったと思うので、新鮮に映るのではないでしょうか。新しい形の青春ドラマを楽しみにしていてください」と本作の見どころをアピールしていた。

(取材・文:米田果織)

<あらすじ>
今野浩哉(木戸)は、引っ込み思案の高校二年生。親しい友人もおらず、校内どころかクラス内でも目立たない、いわゆる“ぼっち”タイプ。幼い頃からラジオが大好きで学校では放送部に所属するも、部員は浩哉のみ。唯一の仕事となるお昼の校内放送でも定型文の連絡事項だけしか放送しないため、顧問からは廃部を言い渡されてしまう……。

突然の事態に困惑する浩哉だったが、必死の交渉により何とか廃部まで4か月間の猶予を得る。しかし猶予は得たものの、内気で消極的な性格から何かを変える一歩を踏み出せずにいた。そんな中、あることをきっかけに出会った同級生・大城健太(前田)と放送室内で言い争いのけんかをしてしまう。しかもその2人の言い合いが、なんと校内放送で流れてしまっていた……! だが2人の掛け合いが想定外に小気味良かったことで、校内でプチバズりを起こす。それをきっかけに浩哉と健太は校内放送でラジオを意識した番組をやることに。放送部が廃部になるまでの4か月間、内気でさえないラジオ好きな浩哉とラジオに興味がない社交的な健太、正反対な2人の校内放送を通じて短くも熱い青春と友情の日々が始まる。

画像ギャラリー

PICK UP