佐久間宣行が6月18日に放送された『まつもtoなかい』(フジテレビ系、毎週日曜21:00~)にゲスト出演。テレビのコンプライアンスや炎上について、MCの松本人志や中居正広らとトークを繰り広げた。
「ダウンタウンとSMAPに初めて会う」という佐久間は、この日のもう1人のゲストだった伊藤英明と同様に緊張の面持ち。しかし、テレビに関するトークでは、テレビプロデューサーらしい一面を見せる。中居が「テレビ界はどう思いますか?」と切り出すと、松本は「文句言う人の力のほうが強いから。いやそうじゃなくて、面白かったぞって言う人の声をもっと拾い上げるようなシステムというか、そういうものができればいいんでしょうね」と提言。佐久間は松本の言葉に頷きながら、コンプライアンスにも良いものと悪いものがあると持論を展開する。
佐久間の「どんな表現も傷つく人がいるから、傷つくことを理解した上で作っているものに関しては良いコンプラ。悪いコンプラっていうのは、何もかも規制しようとするもので、作っている人と管理する人のリテラシーが低いとなんでもかんでもNGになっていく」という主張に松本も同意し、「バズりと炎上は紙一重のところにいるから」と番組づくりの難しさに言及した。
松本は自身がMCを務める『水曜日のダウンタウン』について、炎上する予感があるときでも、スタッフを萎縮させないために、あえて制作には口を出さないという。松本の「最悪それで番組が終わるなら仕方ないと思う」という意見を受けて、佐久間も「僕も『ゴッドタン』という番組は炎上して終わるんだったら、それはしょうがないなとは思いながら作っている」と語った。
2人の番組に対しての考えに、ネット上では「覚悟があっての面白さなんだな」「本当にそう思う」「すごい興味深い話」などのコメントが寄せられた。