福山雅治が主演を務める日曜劇場『ラストマン－全盲の捜査官－』（TBS系、毎週日曜21:00～、4月23日スタート）のプレミア試写会が、22日に都内で行われ、福山のほか、共演の大泉洋、永瀬廉（King & Prince）、今田美桜、松尾諭、奥智哉、吉田羊、上川隆也が出席した。
本作は、福山演じる全盲の人たらしFBI（アメリカ連邦捜査局）特別捜査官・皆実広見が、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗（大泉洋）と難事件に挑んでいく痛快バディドラマ。
試写後に登壇した出演者は客席の拍手に迎えられ、感無量の表情。福山は「台本をいただいた時から手応えを感じておりました」と本作に胸を張り、大泉も「自信作です。日曜にこれだけ痛快な作品を見られて月曜を迎えられると幸せですよね」と笑顔を見せる。
大泉の発言後、なぜか客席が静まり返る瞬間が。大泉はそんな客席に負けじと、目力をつよめ「何か言えよ」とツッコむ。「（みんなが静まり返るから）俺、永瀬くん思ったより人気ないのかなって……」とおとぼけも。これに永瀬が即座に立ち上がり、「人気は……あります！」とやり返すと観客は大爆笑。松尾はそんな大泉にため息。「大泉さんが、（イベントで）飛ばしすぎるからコメディだと思われる」と話してさらに笑いをとった。
永瀬は本作について「改めて背筋が伸びる思い。僕自身も嬉しさがありつつ、みなさんの反応に対する緊張も感じたりします」とあいさつ。松尾、吉田らとの警視庁捜査一課の撮影現場の様子も紹介し、「最近、チームワークが異様によくなりました」と笑顔を見せる。永瀬はその理由について「クランクインの頃は松尾さんと吉田さんがグルメの会話ばかりずっとしていて、大人の会話すぎて僕はなかなか入れなくて……。でも、最近ネタが切れたのが普通の話をするようになって、いろんな話ができるようになりました」とコメント。待ち時間に吉田や、松尾、今田らとボーリングや食事も行くこともあったという。
福山と大泉は『龍馬伝』（NHK）以来13年ぶりの共演となった。福山は「大泉さんとの共演は楽しい」と述べ、「大泉さんは様々な場数を踏んでいますから、それはそれは引き出しも多くて、いろんなアイデアを持っていて、楽しいです」と大泉を大絶賛。大泉はこれに「10年前の共演の時は僕は初大河だったんです。（緊張して）ちゃんと絡めた記憶がないです。それが、やっと絡めるようになって嬉しいです」と恐縮気味に話していた。
