バカリズムがMCを務める4月20日スタートのバラエティ『私のバカせまい史』（フジテレビ系、毎週木曜21:00～）の収録がこのほど都内で行われ、バカリズムと、番組の進行を務める永島優美フジテレビアナウンサー、本番組で研究員を務める森田哲矢（さらば青春の光）、せいや（霜降り明星）が収録後に見どころを語った。
本番組は、誰も調べたことがないような“せま～い歴史”＝「バカせまい史」を紹介する、バカバカしくも知的好奇心をそそる新趣向のバラエティ。毎回、独創的な視点から笑いを生み出す実力派芸人や、人気タレントがプレゼンを担当し、その個性的で思わずのめり込んでしまうようなプレゼンの内容が大きな見どころとなる。これまで特番として3回放送され、深夜番組としても6週連続で放送。このほどゴールデン帯でレギュラー番組としてスタートすることが決定した。
バカリズムは「特番の時と変わらず、それぞれのネタも面白く、自分のネタもうまくいったなって思います。達成感があって心地よいです」と充実の表情。一方で「普通の番組と消費カロリーが違うので疲れはしましたけど……」と苦笑い。バカリズムによれば本番組のプレゼン作業はとにかく体力、気力を消耗してしまう膨大な作業があるとのこと。
番組がゴールデン帯でレギュラーとしてスタートすることについて聞かれると、バカリズムは「レギュラーになるのは嬉しいですけど、まさかゴールデンになると思わなかったのでびっくりです。だいぶ冒険だなって。未だにこれがなんでゴールデンになるのかわからない」と疑問を口にしながらも嬉しそうな表情で答える。永島アナも「4月から大好きなこの番組に取り組める。とにかく嬉しいです。スタッフが時間をかけて集めた情報やプレゼンの数々をゴールデンでより多くの人に見てもらえるのは感無量です」と目を輝かせて話した。
バカリズムは「これだけやって（結果がダメで番組が）終わってしまったらそれはもうしょうがないなって思っています。いつか終わる時がきても、やれることはやったと思える。そんな番組です。その時まで一回でも多く番組を続けられたらと思います。どこかでネタ切れになるのか。急にロケに行き出すのか……。とにかくクオリティを落とさないようにやって行きたいです。評判や視聴率より、自分たちがこれをやったというその気持ちやクオリティを今後も維持できるかが大切なんです」とこだわりを明かす。
森田も「終わった後の安堵感がすごいです。この番組は歴史を知れるんです。普段そんな深く考えないことをこんなにも深掘りするんだっていう……。見る人にも普通に興味を持ってもらえる内容だと思います。ながら見じゃなくグッと引き込まれながら見てもらいたいです」と笑顔で意気込む。
せいやは「今回もかなり狭いです。僕はモノマネ研究員なんですが、今回のプレゼンはかなり自信があります。普通のお笑いの現場は瞬発力でやってしまえっていう感じなんですけど、これはちゃんと準備して、進行をミスったら終わり。プレゼンの内容はスタッフさんがすごく時間をかけて調べてくれた内容でもあるので、プレゼン中は常に失敗したら申し訳ないという思いでやっていました」と話していた。
