伊藤沙莉“マホ”と薬師丸ひろ子“綾子”の人生が重なる瞬間に「ボロ泣きした」

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伊藤沙莉“マホ”と薬師丸ひろ子“綾子”の人生が重なる瞬間に「ボロ泣きした」

伊藤沙莉が主演を務める2夜連続スペシャルドラマ『キッチン革命』(テレビ朝日系)の第2夜が、3月26日に放送。第1夜と第2夜の主人公の人生が交差する展開に、ネット上では感動の声が寄せられた(以下、ネタバレが含まれます)。

昭和30年、日本初の女性建築家・浜崎マホ(伊藤)は、日本住宅公団の設計課長・本郷義彦(成田凌)に依頼されて、首都圏の住宅不足を解消するための公団住宅事業に参加。新しい公団住宅を設計するチームのアドバイザーとして、主婦が笑顔で快適に過ごせる台所づくりに挑むことになる。

苦難の末、新しい台所の要となるステンレス加工の目処もつき、完成が間近に迫ったところで、公団上層部から流し台の配列を白紙に戻せという通達が届く。マホは公団住宅の狭い台所でも移動せずに料理ができるよう、流しを中心に据えた配列を考案していたが、家政学の権威である香美女子栄養大学の教授・武内安子(神野三鈴)は、新しい配列には欠陥があると主張。通達は、武内からの指摘を受けてのものだった。

日本の様式美を重んじる武内から、公団型の流し台の方が使いやすいという根拠を示せと言われたマホは比較実験を行うことに。実験は、集まった主婦に従来型と公団型の両方の流し台で料理を作ってもらい、調理時間が短いほうを勝ちとするというルールで行われた。しかし、どちらの流し台も調理時間は同じ。武内から、時間が変わらないのであれば使いやすさに差はないと言われ、マホは窮地に追い込まれる。

そんな中、大学の理事長・香美綾子(薬師丸ひろ子)だけは時間以外の要素に着目し、実験中にあるものを測っていた。実験が終わり、マホは綾子が終戦直後におにぎりをあげた相手だったことを思い出す。そして、2人は綾子の亡き夫・昇一(林遣都)の写真の前で、言葉を交わすのだった。

台所の革命に力を尽くした2人の再会に、ネット上では「胸熱すぎる」「エモいなぁ」「ボロ泣きした」などのコメントが寄せられた。なお、第1夜と第2夜は、民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて配信中。