妻夫木聡“エース”と鹿賀丈史“剣持”の因縁に決着「余韻が残るラスト」

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妻夫木聡“エース”と鹿賀丈史“剣持”の因縁に決着「余韻が残るラスト」

妻夫木聡が主演を務める日曜劇場『Get Ready!』(TBS系、毎週日曜21:00~)の第9話が、3月5日に放送。妻夫木演じるエースを筆頭とした登場人物の思いが交差する展開に、ネット上では様々な反響が寄せられた(以下、ネタバレが含まれます)。

千代田医大の院長・剣持理三(鹿賀丈史)の娘・玲於奈(結城モエ)がスキルス胃癌と腹膜播種に侵され、手の施しようがない状態であることが判明する。闇医者チーム内では、玲於奈を救うべきか否かで意見が割れていた。リスクを考えて反対するジョーカー(藤原竜也)に対し、エースは「面白いじゃないか。あの男が俺たちにひれ伏すか、見ものだな」と不敵に笑う。

一方、警察の捜査も大詰めを迎えていた。次期警視総監と噂される副総監の高城秀和(沢村一樹)が捜査に加わり、ジョーカーと接触。その場はやり過ごすジョーカーだったが、闇医者チームは窮地に追い込まれていた。

そんな中、エースはジョーカーの反対を押し切って、剣持に交渉を持ちかける。それは剣持の全財産と13年前の臓器移植に関する不正を認めることを条件に、玲於奈の命を救うというものだった。

「剣持は司法の手で罰するべきだ」と主張するジョーカーをエースは鼻で笑い、「あいつが過去の罪を認めるとしたら、これしかないのは分かっているだろ!」と激昂。口論の末に、エースはジョーカーに三行半を付きつけ、ジョーカーも「今のお前には付き合えない。好きにしろ」と決別する。

そして、剣持は苦悩の末、学会で自らの罪を告白。聴衆の前で「心よりお詫び申し上げます」と謝罪する。積年の思いを晴らしたエースは、玲於奈のオペを開始。エースの心情を慮るジョーカーは「お前もこれで少しは楽になったか」と、一人つぶやくのだった。

エースと剣持の因縁に決着がつき、ネット上では「エースが救われた」「余韻が残るラスト」「娘の命には変えられなかった」などの声が上がっていた。

次回、最終話は3月12日に放送。ジョーカーが不在の中、闇医者チームに娘の命を救ってほしいという依頼が舞い込む。

なお、現在TVerでは、第1話~第3話の他、ダイジェストやナビも配信中だ。