草彅剛が主演を務める『罠の戦争』（カンテレ・フジテレビ系、毎週月曜22:00～）の第5話が、2月13日に放送。ネット上では、出馬する鷲津亨（草彅）の心に響く選挙演説に反響が寄せられた（以下、ネタバレが含まれます）。
息子・泰生（白鳥晴都）を突き落とした犯人に関係する人物が永田町の人間だと知った鷲津は、国会議員になり事件の真相を暴くため出馬。しかし、対立候補として名を挙げたのは、総理の竜崎始（高橋克典）とも親しい間柄の人気フリージャーナリストの有馬保奈美だった。そのことで鷲津は、竜崎が泰生の事件の隠ぺいに関与しているのではないかと疑いを持つ。
選挙運動が始まると、手配していたウグイス嬢が有馬に引き抜かれたり、鷲津に不利な情報が流れたり、応援演説の日程を竜崎が変更したりといった噂が流れ、鷲津陣営は苦しいスタートを切ることに。内部にスパイがいるのではないかと、事務所内は険悪な雰囲気になってしまう。
しかし、選挙の手伝いで事務所に出入りするようになった妻・可南子（井川遥）の洞察力により、不審な動きをする選挙スタッフを断定。有馬陣営に引き抜かれたウグイス嬢の協力を得て、裏で手を引いていたのが竜崎の政務秘書官・猫田正和（飯田基祐）だと突き止める。
選挙最終日、街頭演説に立った鷲津は、地域経済と再開発について話す予定を急遽変更。「私はずるい大人でした」と語りはじめた鷲津は、秘書という仕事では正しいことだけをしてきたわけではなかったと告白。だからこそ、息子に誇れる人間になりたいと、「大きな力に潰されそうになっても、声を上げて知恵で乗り切る、弱くても強い代議士に私はなりたい」「力をください！ それを糧に腐敗した権力と闘います」と、頭を下げた。その圧巻の演説に、街頭から拍手がわいた。
ネット上では、鷲津の熱のこもった街頭演説に「胸に響いた」「心に届く演説だった」「涙が止まらない」「本気の思い伝わった」などの反響が寄せられた。
次回第6話は2月20日に放送。泰生の事件の隠ぺいを指示した人物が幹事長・鶴巻憲一（岸部一徳）だと知った鷲津は、弱みを握るため動き出す。
なお、現在民放公式テレビ配信サービス「TVer」では、第1話やドラマプレゼンター赤ペン瀧川による1話～4話を2分で振り返るダイジェスト動画も配信中。
