玉城ティナが“激ヤバ”ブラック企業で働く!?『社畜OLちえ丸日記』​​2月10日配信スタート

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玉城ティナが主演を務めるドラマ『社畜OLちえ丸日記』(全15話/毎週金曜21時に新エピソード更新)が、2月10日よりHuluで独占配信スタートする。

原作は、チャンネル登録者数34.6万人(※22年12月末時点)を超え社会人に絶大な支持を集めるYouTubeチャンネル「社畜OLちえ丸」が22年に出版したエッセイ本「自己肯定感が低くて挫けそうな時、明日の自分のためにゆでたまごをつくる」(著者:ちえ丸/KADOKAWA刊)。脚本は、NHK『これは経費で落ちません!』ほか、去年NHKドラマ・BSプレミアム『しずかちゃんとパパ』で『第48回放送文化基金賞・テレビドラマ番組・優秀賞』と『第38回ATPテレビグランプリ・ドラマ部門・優秀賞』をW受賞した蛭田直美だ。

玉城が演じるのは、学生時代に動画で見たバリキャリ営業OLの生活スタイルに憧れを抱く新社会人の築丸ちえ子(通称:ちえ丸)。

朝6時に起きて白湯を飲み、ヨガを行ってから早めに出勤。誰もいないオフィスでコーヒーを楽しんで……というオシャレルーティーンを夢見たちえ丸は猛勉強&必死の就職活動の末に見事内定をつかんで、念願の営業部に配属。希望に胸を膨らませて出社した彼女だったが、そこで目にしたのは到底達成できそうにないノルマと何かにつけて怒鳴りつける鬼上司、早朝から深夜まで馬車馬のように働き続ける同僚たちの姿だった。

理想とはかけ離れた現実に打ちのめされるちえ丸だったものの、ポケットには常にお守り代わりの退職届を忍ばせ、「ノルマを達成できなくても死なないし」と自分を鼓舞し、ひたむきに、ちょいちょい図太く、時々落ち込みながらも明るく前向きに奮闘していく。つらい現状に嘆くだけではなく不器用ながらも何ができるかを考え、人と自分の良いところもしっかりと見つめていくちえ丸の姿は、きっと見る全ての人々に力を与えてくれるはず!

玉城は2012年より雑誌「ViVi」専属モデルとして活躍。女優としても映画『惡の華』や『グッバイ・クルエル・ワールド』などで狂気をはらんだ女性像を魅せたかと思えば、ドラマ『鉄オタ道子、2万キロ』では一転、鉄道を静かに深く愛する鉄オタ女子に。公開中の映画『恋のいばら』では元カノと“共犯”をしていびつな三角関係を築いていく役どころを熱演するなど、幅広い演技力を発揮してきた今最も旬な若手女優の一人だ。

その玉城にとっても今回のちえ丸という役柄は新たな挑戦だったようで「『私にできるのかな!?』というのが最初の正直な印象でした」とコメント。一方で「台詞は馴染みやすい会話が多く、撮影現場でも監督をはじめ皆さんが毎回リアクションを取ってくださるので、私もちえ丸というキャラクターを『どうしたら面白くなるかな?』と考えながら演じることができました」と語り、「ちえ丸は厳しい現実や高い壁があっても人のせいにせずに自分で乗り越えようとする、弱さよりも強さが際立つ女性。私とちえ丸では業種は違いますが、自分の選んだ道を自分なりに進んでいきたいと思う気持ちは似ているのかなと思いました。見てくださった方にとっての明日への小さな活力になってもらえるような作品になったら一番うれしいなと思っています」とアピール。

ちえ丸を迎え入れる営業部の人々も、かなりの個性派揃い。始業時間よりも早く出社したちえ丸に「遅い!」と怒鳴り、何が何でもノルマを達成させようとするパワハラ鬼上司を演じるのは、昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演し、ドラマ『DORONJO/ドロンジョ』でも主人公を徹底的に鍛え抜こうとする伯父役を怪演した実力派俳優の平山祐介。ちえ丸の後に営業部に入ってくる新入社員で対人恐怖症気味な藤木リョウ役を2015年の映画『ソロモンの偽証』での怪演が話題になって以降、連続テレビ小説 『エール』、ドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』『17才の帝国』などで数多くの役を繊細に魅せてきた若手俳優の望月歩が、ちえ丸の先輩で何かにつけてマウントを取ってくる三村理菜役を佐藤玲が務める。

また爽やかキャラだが常に場の空気を読む日和見主義でもある営業部の風戸大翔役に田村健太郎、いつもニコやかで空気のような存在の癒しキャラの部長役にコウメ太夫、一見物腰柔らかだけど物言わぬオーラで苦言を呈すお局様の佐古山かずえ役に阿南敦子が扮するなど、バラエティ豊かなキャスト陣が脇を固めている。社会の荒波の象徴のような職場を生き抜いてきた猛者の先輩たちや同僚は、ちえ丸にどんな影響を与えるのか。また、いつしか、ちえ丸との間には絆も……!?

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