加藤茶、志村けんさんが遺した言葉に“後悔と感謝”「今まで一緒に…」

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加藤茶、志村けんさんが遺した言葉に“後悔と感謝”「今まで一緒に…」
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加藤茶加藤綾菜夫妻が、10月14日に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系、毎週金曜20:57~)に出演。志村けんさんとの思い出を語る一幕があった。

ザ・ドリフターズのメンバーとして活躍していた加藤。前メンバーの荒井注さんがドリフを脱退するとき、加藤が志村さんを推薦して加入することになった。当初は志村さんも笑いをとれずに苦戦していたが、加藤のアドバイスもあって成長。志村さんはスターになっていった。

2人は​​プライベートでも仲良し。加藤夫妻と志村さんでお茶をしたときも、コントの話で大盛り上がりだったという。加藤は当時について「ちょうど志村が70歳になって、(年齢が離れている)俺たちに追いついてきたら“やりたいコント”がいっぱいあったんですよ」とコメント。コントをする約束をしていたと明かした。

2020年3月、志村さんが新型コロナウイルスに感染。緊急入院の知らせを聞いた加藤は「志村は絶対に帰ってくる」と自分に言い聞かせるようにつぶやいていたという。

その後、志村さんが亡くなってしまう。コントをする約束をしていた70歳だった。突然の別れから3か月後、塞ぎ込む毎日を送る加藤に、志村さんの書籍の前書き執筆依頼があった。それは志村さんが生前に遺した言葉をまとめた本。その中には加藤へのメッセージがあったという。

当時52歳の志村さんが、雑誌のインタビューで答えたもので「俺がもうちょっと歳をとったら、加藤さんにどうしても言いたいと思っていることが一つあるんです。それは『俺がこの道を歩んでこれたのは、あなたがいたから』」というものだった。照れ屋だった志村さんの本音に胸を熱くした加藤。その言葉で前を向けたという。

スタジオで加藤は「あの言葉を見て、(志村さんが)生きている時に、もうちょっとね……感謝の言葉を言えなかったのかな、と思いましたね」と回顧。その感謝の言葉とは「今まで一緒にやってくれてどうもありがとう」というものだった。

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