仮想空間で剪定ばさみを持った女が男をメッタ刺し!殺人鬼の正体とは…

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仮想空間で剪定ばさみを持った女が男をメッタ刺し!殺人鬼の正体とは…

「夏といえばホラーでしょ!」ということで、民放公式テレビ配信サービス「TVer」では現在、ホラーをテーマに扱った、「ひんやり」「ゾクゾク」とした気分が味わえる様々なドラマやバラエティ番組を配信中。今回は、8月24日に放送された『オキナワノコワイハナシ2022 復帰50年特別編』(RBC琉球放送)を取り上げる。

本番組は、沖縄のローカルホラードラマの先駆けとして、数々の傑作・怪作を世に送り出してきたシリーズ。「復帰50年」をテーマに「復帰前に使っていたパスポートにまつわる話」と「仮想空間に入り込む男」の2作品が放送された。

「仮想空間に入り込む男」の舞台は、今話題のアプリ制作会社。新しく入社してきた高原京太郎(嶺井南希)は、先輩・嘉手苅美佐子(仲間千尋)からVRソフトの入ったUSBを受け取り、家で試験的に使用することに。

さっそくVRの世界に入った高原だが、そこはトンネルのなかにスチールデスクとテレビが置いてある不思議な空間だった。白黒の映像が流れているテレビを見ていると、突然のノイズが入り、風呂場で目隠しをして縛られた人と大きな剪定ばさみを持った髪の長い女が映る。女は剪定ばさみを何度も振り下ろし、男を刺し殺していた。高原は驚いてVR機器を外すが、衝撃的な映像が頭から離れない。風呂に入ると髪がごっそり抜け、あの女に見られているような気がして日に日に高原はやつれていくようになる。

具合の悪い顔で出社する高原だが、先輩の嘉手苅も同じように顔色が悪い。「最近調子悪くて」と高原が告げると、「君の前の人も似たようなこと言ってた」と前任者が同じ状況だったことが明かされる。「あのVR、なにかいるみたいなの」と言われ、不気味な思いのまま高原は帰宅。廊下に人が立っている気配を感じ、思わずもう一度VRの世界を見に行くが……。

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