早乙女太一“龍河”、父親に裏切られ失脚「最高の名演」と話題

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早乙女太一“龍河”、父親に裏切られ失脚「最高の名演」と話題

竹内涼真主演の木曜ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系、毎週木曜21:00~)の第8話が、8月25日に放送。ネット上では、長屋龍河役を演じる早乙女太一の演技力の高さに注目が集まった(以下、ネタバレが含まれます)。

同作は韓国の大ヒットドラマ『梨泰院クラス』のジャパン・オリジナル版。自分を絶望の淵に追いやった巨大飲食産業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川照之)に復讐を誓った宮部新(竹内)が、六本木に居酒屋「二代目みやべ」を開いて、店のスタッフとともに飲食業界のトップを目指す物語。

龍河(早乙女)から長屋ホールディングスへのスカウトを受けた麻宮葵(平手友梨奈)は、龍河をおだてて12年前のひき逃げ事件の真相を聞き出し、龍河の自供音声を入手する。それに怒り葵に手を上げた龍河は暴行の容疑で警察に連行され、葵が自供音声をネットに流出させたことで、長屋ホールディングスは世間から非難を浴び、会社の株も大暴落してしまう。

そこで新は、葵を引き連れ桐野雄大(矢本悠馬)、相川京子(稲森いずみ)専務の元へ。会長が会社ではなく龍河を守れば失脚のチャンスだと目論む4人は、会長の解任に向け動き出す。ただ、万が一この計画が失敗すれば、茂が会長を続行するだけでなく、相川が長屋での立場を失うことになるため、龍河の立件と、会長が会社と息子どちらを選ぶのかが鍵になると話す。

そうした中、会長が息子を選ぶという知らせを聞きつけた新たちは、計画を決行へ。会長の解任決議案を提出し、株主総会の日を迎える。その日、検察に出頭することになっていた龍河は会長室へ。そこにいた茂は、父親らしい柔らかな表情を見せ、「一度も我が子を抱きしめたことがなかったな」と優しく語り掛け龍河を抱擁。龍河は父親からの愛情を素直に喜ぶ。

しかし、龍河が検察に向かうと同時に、茂は集まったマスコミの前で龍河のひき逃げ事件についての謝罪会見を実施。その動画を見た龍河は車から飛び降り、すぐさま会社へ。入口で告発した茂と向き合うが、言葉を交わすことなく父親から裏切られたことを悟った龍河は、罪を認めマスコミに向けて謝罪する。結果、会長の解任決議案は否認され、新たちは大敗を喫した。

ネット上では、相川からも父親からも裏切られてしまった龍河に対し、「つらい」「龍河こそ犠牲者」といった声や、父親と向き合うシーンで表情だけで物語る早乙女の演技力の高さに「引き込まれる」「あのときの表情がすごく良かった」「最高の名演」などのコメントも多数寄せられた。

次回第9話は9月1日に放送。新たち「二代目みやべ」の元へ再び料理対決番組への出演オファーが来る。