とろサーモン（村田秀亮、久保田かずのぶ）が、8月17日放送の『あちこちオードリー 〜春日の店あいてますよ?〜』（テレビ東京系、毎週木曜23:06～）に出演。2017年に『M-1グランプリ2017』優勝という栄光を知りつつ、挫折と苦悩を味わった経験を赤裸々に語った。
2003年のM-1グランプリ準決勝進出以来、7年連続で準決勝まで進むが、そこからなかなか先に行けなかったとろサーモン。久保田は2007年頃からつらくなり、それまでは落ちた仲間と飲みに行っていたが、誰とも行かなくなったという。その後、自分の気持ちを落ち着かせ方があると紹介。「これ、せひやってほしい。『528Hz 精神の安定』というミュージック。これ聞いてもらったら」と手書きフリップで力説。これにはMCの若林正恭（オードリー）は、手を叩いて爆笑する。
そんな久保田に対し、相方の村田は、「なんか、どんどんスピリチュアルの感情になっていくんですよ、こんな芸風のくせに。こいつマジで、OLぐらい占い行きますから」と意外な一面を明かす。久保田も「初めて言うけど俺、有料の占いサイト5つ登録している」と語り、出演者を驚かせる。
さらに、茨城の占い師に相談したエピソードも披露。肩まわりがひどく痛むと悩みを打ち明けると、同業者の恨みを買っているとのこと。スマホに入っている思い当たる節の芸人仲間の写真を占い師に見せると、それが村本大輔（ウーマンラッシュアワー）だと判明。相手がわかったことで変なテンションになり、一緒に占いに行った中山功太と「やっぱそうやんなー！」とその場でなぜかハイタッチしたという。ところが、村本の念を払ってもらった1週間後、『ダウンタウンDX』の収録で久保田はダダスベリ。「今まで村本のおかげでウケてきたんかな？」と思ったという。
関西で人気だったとろサーモンだが、東京に進出すると事務所の預かりが変わったこともあり、仕事が激減。とろサーモンの苦労エピソードは、番組終了ギリギリまで続いた。
