渋川清彦が主演を務める水ドラ25『ザ・タクシー飯店』（テレビ東京系、毎週水曜25:00～）の最終話が7月20日に放送。ネット上では、八巻孝太郎（渋川）と元妻の鈴原真紀（りょう）の穏やかな食事シーンに反響があった（以下、ネタバレが含まれます）。
本作の舞台となるのは、タクシー。渋川は、町中華を愛し、人付き合いが苦手なタクシードライバー・孝太郎を演じる。本作のもう一つの主役が「町中華」。熱気や食欲をそそる油の匂い、心地よいリズムを刻む調理の音。本作は独特な雰囲気を持ち、人を惹きつけてやまない町中華の魅力を全面に打ち出した人情“タクシードライバー飯”ドラマとなっている。
孝太郎のタクシーに元妻・真紀がたまたま乗車。車内は微妙な空気が流れつつも、とりとめのない会話をした。目的地に着くと彼女は「お釣りはいらない」と1万円を置いて出て行く。その後、孝太郎は彼女の帰りを待ち「お昼食べた？ 久しぶりにメシでもいかない？ 釣りいらないって客がいて、臨時収入があったんだよ！」と声をかけた。
2人は初デートの場所である街中華へと行った。美味しい食事を前に、元夫婦の空気も和やかなものとなり、昔話に花が咲く。そんな中、孝太郎はメニューセットのバランスを称賛しつつ「俺が家族のバランスを崩した。悪かったと思っている」と謝罪した。真紀も「いろいろあったね」とポツリ。穏やかに話せるくらいお互い年をとったと感慨深げに振り返った。
次の目的地までタクシーで運んだ後、孝太郎は、また偶然会ったら街中華に行こうと誘う。真紀は「今度は娘も一緒だといいね」と言い去って行った。
一方、孝太郎がかつて働いていたタクシー会社の若社長・増保健壱（Hey!Say!JUMP・高木雄也）と東屋敷要（宇野祥平）は、中途面接を行う。そこに、ギターを持った青年（酔蕩天使・こだまたいち）がやってきた。「口下手なんで思いの丈を歌にしてきました」と主題歌の「タクシードライバーブルース」を歌い始めて……。
ネット上では、孝太郎と真紀の食事シーンに「多幸感ある」「素敵な元夫婦」「おしゃれだった」とのコメントがあった。
