乃木坂46の与田祐希が主演を務めるドラマ『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』（テレビ東京系、毎週木曜24:30～）の第2話が、7月7日に放送。“やっさん”こと矢島一（田中要次）の熱いメッセージに、SNS上では「泣いちゃった」というコメントが見られた（以下、ネタバレが含まれます）。
本作は、ごく普通の女子である主人公・小向璃子（与田）が仕事にプライベートに自問自答しながら、「プラモデル」というホビーとの出会いを通じて大人へと組み立っていく成長記。
璃子のいるイベント3部に、高木信司（望月歩）が異動してくる。「初めての後輩！」と璃子は心躍らせるも、この信司はかなりのクセモノ。異動早々に3部の改善点を指摘し、同僚たちから早くもめんどくさいやつという目で見られる。
そんな中、3部がスポーツカーのPRイベントを受け持つことに。1部が対応しきれなかった“こぼれ仕事”だそうで、期日はあと3日後に迫っていた。真司の提案により、璃子と中野京子（藤井夏恋）の「若者3人」で担当する流れになってしまう。
場を仕切りはするものの、案を出さない真司に苛立った京子は、真司を先に帰し、璃子と2人でプレゼン資料を作成。ちょうど璃子の近くを通りかかったイベント1部のエース社員・大石亮太（中島歩）に声をかけられた流れで、資料を見てもらうと「スポーツカーをちゃんと好きになった？」「魅力って、ちゃんと好きになったら見えてくるんじゃないかな？」と言われてしまう。
そんな時、ふと机の上に飾ってある「量産型ザク」のプラモデルが目に入った璃子は、何かを思いついたように、そのザクを作った「矢島模型店」に足を運ぶ。そして「NISSAN R35 GT-R1/24」のプラモデルを手に取り“御開帳”。「璃子、行きまーす！」と元気よく箱を開けるが、ザクとは違って細かすぎるパーツに璃子は不安の表情を浮かべる。
細かいパーツ、行程の多い作業も「大丈夫。プラモデルは挫折の乗り越え方も教えてくれる」と言う店主の“やっさん”の言葉を信じ、苦戦しながらも組み立てに集中する璃子。一生懸命作った部分は車体を被せると見えなくなってしまうのだが、完成したものを見て、その重みに“夢”を感じるのだった。
「プラモデルは自由だ！」「魂は細部に宿る！」など数々の名言を残すやっさん。彼の言葉や見えない部分に魅力が凝縮していることを伝えてくれる熱い展開に、SNS上では「なんか泣いちゃった」「感動」「プラモデルの奥が深すぎる」といった感想が寄せられていた。
次回、第3話は7月14日に放送。璃子は、後輩・真司のサポートをすることになる。
