7月3日に放送された関ジャニ∞(横山裕、村上信五、丸山隆平、安田章大、大倉忠義)の音楽バラエティ『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系、毎週日曜23:00〜)は、「令和のジャニーズ振付!!」特集。Snow Manのメンバーで振付も担当している岩本照が、ルーツやこだわりを明かした。
振付師・ダンサーのTAKAHIROが昨年同番組に出演した際、岩本が振付したSnow Manの楽曲「Crazy F-R-E-S-H Beat」の視線誘導術がスゴイと称賛。今回は答えあわせをする形でスタートした。前回のオンエアを見ていた岩本は、「そういうふうに見えてるんだと思いました」と暗に分析が外れていたことを明かすと、TAKAHIROは椅子からゆっくり崩れ落ちた。
岩本は、「僕のなかでストーリーがあったんですよ」と切りだし、「内気な性格の子がパーティーにあこがれている。でも、僕はそういうタイプじゃないしっていう子がVRを着けたまま寝ちゃって、朝起きたらVRの世界に入っちゃってる」という設定だと説明。「メンバーには踊りは言葉で説明します」と付け加え、全員に伝わるよう「1人1人別に話すこともある」と丁寧に教えているのだそう。
岩本がダンスをはじめるきっかけはマイケル・ジャクソン。「なんでこの人のほうが俺より足が上がるんだろう。なんでターンが1個多くできるんだろうという疑問から、この人が3回転するんだったら、俺は同じタイミングで4回転してやる」と負けず嫌いを発動させ、自分で履歴書を書いて、ジャニーズ事務所に送った。
「男性グループより女性グループのほうが見ます」という岩本が例に挙げたのは、TWICE。「キャッチー、かつずっと顔周りに手があるのは、女の子のグループだからこそかわいくできる。男が全力でやってもかわいいにはならないというラインの勉強として見る」と理由を語った。
さらに、振付を考えるときは体を動かさず、座ったまま。「自分たちが踊ってるのを見てるお客さんの顔とか、段階を踏んでいくんです。それを見てる自分という位置まで行ったら、メンバーに振りを移す」と、独特すぎる振付術を説明すると、スタジオメンバーからは「すごいなぁ」という感嘆の声が上がっていた。
次回7月24日の放送は、水野良樹(いきものがかり)、平原綾香、川崎鷹也がスタジオゲストとして出演し、玉置浩二を特集する。