萩原利久と早見あかりの再現度に原作者も太鼓判!『めぐる未来』の作者・辻やもり先生が明かす原作やドラマへの 想いとは。

公開: 更新: 読みテレ
萩原利久と早見あかりの再現度に原作者も太鼓判!『めぐる未来』の作者・辻やもり先生が明かす原作やドラマへの 想いとは。

萩原利久主演、早見あかり共演の連続ドラマ『めぐる未来』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜よる 11:59〜)。「愛する妻はなぜ死んだのか?」を巡って物静かな男が“病の力”で妻を救おうともがく、新感覚タイムリープ・サスペンス。
第3話放送後、「犯人1ミリも想像つかん!」「犯人は未来を苦しめるのが目的?」 「犯人誰なんだ!」など、考察の声、続々と SNS に上がっている。そんな犯人が気になって仕方ないドラマ『めぐる未来』の原作者・辻やもり氏に単独インタビューを実施。ドラマへの想いなどを聞いた。

©辻やもり/芳文社/ytv (19535)

毎回ドキドキしながら楽しんでいる。

Q.『めぐる未来』のドラマを見た印象は?
辻先生:視聴者として純粋に楽しもうと思ったのですが、自分の作品の映像化ということで、見守りつつ、毎回ドキドキしながら見ています。原作で描かれた場面やセリフや感情が再現されていることに、とても感謝しています。
まず主役のお二人が、すごく未来とめぐるの感じを再現されているので、細かい部分が漫画と違っても全然気にならないです。あの二人を自分も大事にしながら漫画を描いていたので、萩原利久さんと早見あかりさんによって再現されたことで、説得力や納得感がどの場面もありますね。めぐるの会社の社員の方たちも、もっと違う感じでアレンジされるのかなと思っていて、それはそれで個人的に楽しみだった部分なんですけど、いい具合に実写化されていて、しかもそれぞれのキャラの個性をしっかと表現していただきながら活躍の場面の増やしていただいているので、見ててとても楽しいです。

Q.萩原利久さんと早見あかりさんは原作者としてもイメージ通りですか?
辻先生:イメージ通りだし、お二人をもっと見たいと思っています。ドラマ化は他の人の手が加わるものなので、違いや変化を楽しみたかったんですが、脚本の段階で、未来とめぐるの漫画にないセリフややり取りがあって、それを映像で観て、自分の中にある二人が言いそうなことをちゃんと脚本の中で落とし込んでもらってるので良かったです。

Q.はじめてドラマの脚本を読んだ時どうでしたか?
辻先生:脚本を読むこと自体が初めてで、ドラマ制作に携わってきたわけでもないので、完成図っていうのがやっぱりイメージしづらかったです。なので最初の段階である程度脚本家の方の中にある未来とめぐるを自由に推し進めてもらう部分と「ここだけは残してほしい」という部分の線引きだけお願いしました。

©辻やもり/芳文社/ytv (19538)

タイムリープものを描くのは嫌いだったが、逆にテーマにすること が面白いと思った!

Q: タイムリープとミステリーというジャンルですが気をつけた点などはありますか?
辻先生:タイムリープは流行りのジャンルだからこそ、埋もれないようにしつつ、でも 王道は外さないことは心がけました。タイムリープものだけど、サスペンスの気持ちよさみたいなところは押さえようと思いながらやっていました。
ドラマでは、原作以上に社員みんなが怪しい。原作以上に犯人探しの要素を膨らませてもらったので、すごく新鮮で見応えがあります。作品が違った形で生まれ変わっているな と感じています。

Q: タイムリープものを描こうと思ったきっかけは?
辻先生:漫画の題材を考えるときに、担当編集の方から「タイムリープもの」と言われて、最初全然乗り気じゃなかったんです。タイムリープの作品自体はすごい好きなんですけど、自分が描くとなったときに「過去に戻ってやり直すって嫌だな」っていうところから出発して、タイムリープすることで過去をやり直すということへの嫌悪感とかを書き連ねたものを担当編集に見てもらって、そこまで嫌いっていうことは逆に書いたら新鮮なのかなと思って書き始めたのが最初ですね。
過去に戻ってやり直してハッピーエンドを見るのはすごく好きなんですが、僕が描 くにあたってその内容は嫌というか、あまりにもだなっと思いました。

病気の経験を漫画に活かしたかった。

辻先生:漫画の話がある前から、病気をした経験をいつか漫画にしたいって思っていた 中で、タイムリープとくっつけてみてもいいのかなということで、未来のタイムリープ する病気という設定が作られました。担当編集に最初見せた時も反応が良かったので、 それで書き始めました。

©辻やもり/芳文社/ytv (19543)

Q: 最後にドラマの視聴者、漫画の読者にどういうふうにドラマを見てもらいたいですか?
辻先生:とにかくエンタメとして面白く仕上げてもらっています。サスペンスの部分を いろいろ考えながら楽しみつつ、めぐると未来の 2 人の話として「いい話だったな」と最後まで見終わったときに思ってもらえると嬉しいです。原作を読んだ人も絶対楽しめる内容になっていると思うので、もう楽しんでって言うのが一番ですね。


次回は、辻先生と、『めぐる未来』のティザービジュアルのナレーションを担当したアンダーグラフ・真戸原直人さんの対談をお届けします。

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©辻やもり/芳文社 (19546)

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