【富山県】金沢に負けてない!富山おでんはとろろ昆布で最高になる! ここがオモロイ!「秘密のケンミンSHOW」

公開: 更新: 読みテレ
【富山県】金沢に負けてない!富山おでんはとろろ昆布で最高になる! ここがオモロイ!「秘密のケンミンSHOW」

冬の寒さもいよいよ本番。おでんの季節がやって来た。寒いからこそあったかいおでんがおいしい!日本には各地に独特のおでんがあるが、意外に知られてないのが富山県のおでんだ。

富山おでんは、透き通る出汁に貝や小海老など多彩な具材。お隣の有名な金沢おでんにだって負けてはいない!

街の皆さんに富山おでんについて聞くと、「めっちゃ食べる」「おでん文化が根付いている」といきなりテンションが高まる。「夏も食べる冷やしおでんもあり、涼しいエアコンが効いた所でもおでん!」と、年中食べるほどのおでん好きをアピールする。

金沢おでんが有名ですがとあえて振ると、「負けないよねえ!」「練り物がおいしい、かまぼこの県だから」と声を大にして金沢に対抗してくる。
「富山は素材がいいから!」と熱弁し、「あちこち行ったけど富山最高!」と地元愛を叫ぶ。

実際、富山市内だけでも45店舗でおでんを提供している。その中の、創業57年の老舗「ヤットルゾー五條」に行ってみた。

おでんが来たら具の上に、とろろ昆布が乗っている。これは他県にはない出し方だ。お客さんが言うには、「どこのお店でもとろろ昆布つき」なのだそうだ。他県では当たり前のからしは、逆につけないで食べる。

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「出汁だけでもおいしいのでプラスの喜び。味が染みてる!」出汁がおいしければ、からしは不要ということのようだ。

具も富山ならではのものが多い。深い海で採れるバイ貝、赤く渦を巻いた赤かまぼこ、白身魚のすり身の団子に白海老がついた海老団子など、バラエティ豊か。

富山のスーパーに行くと、おでん用の練り物がびっしり76種類も並んでいた。富山は練り物の国なのだ。

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出汁も独特だ。昆布とかつお節2種類で出汁を取るのだが、これに塩を入れるだけ。醤油は入れない。この薄い出汁が、具材の味と混じり合って美味しくなるそうだ。

富山県民はもちろん、ご家庭でもおでんを食べる。当然、家で食べるおでんもとろろ昆布を乗せるのが当たり前。おかあさんが「NO昆布、NO LIFE」と言っておでんと昆布の切り離せない関係を主張する。

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気になった具が、カニの甲羅に何かが詰まったもの。「カニ面」と説明する。金沢おでんにもカニ面はあったが、あちらは内子と外子、カニの身を詰め込んだ豪華版。対する富山おでんのカニ面は、かにの身が入った練り物。あくまで練り物にこだわるのが富山おでんなのだろう。

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富山おでんでもう一つユニークなのが、ラーメン屋にもおでんが普通にあることだ。「ラーメン屋に行っておでんで一杯、シメにラーメン!」がいいのだという。
「一言で言えば、無敵!大谷翔平の二刀流!」ラーメンとおでんの二刀流、ってどこかしっくりこない気がするが。

富山おでんを見ていたら、今夜はおでんが食べたくなった。寒い日にあつあつおでんはきっと最高!とろろ昆布を乗せて、富山おでんの気分をちょっと味わってみようかな!

【文:境治】

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