【5~7月3か月予報】梅雨は大雨に要注意!その前に・・「藤の花」が見頃です。  気象予報士・蓬莱大介の【お天気ライブ ほうらい屋】【38】

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【5~7月3か月予報】梅雨は大雨に要注意!その前に・・「藤の花」が見頃です。  気象予報士・蓬莱大介の【お天気ライブ ほうらい屋】【38】

早いもので、4月も終わりに近づき、ゴールデンウィークです。
今年の4月は、季節進行が早く、もう5月並みの暑さが連日続いたり、かと思えば雨が降ると急に冷えたり。
天気と気温の変化が激しいです。
5月以降も季節進行が早く進む予想です。

5月~7月までの3か月予想、ポイントをまとめました。

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まず、5月、6月、7月も平均気温は、平年と比べると高い傾向です。

梅雨入りは早まるかもしれません。
平年ですと、沖縄が5月10日頃、東京~大阪は6月7日頃なので、それより早まる可能性があります。
梅雨のイメージは、「前半シトシト、後半大雨」だと思いますが、今年は、6月のうちから大雨に警戒をして下さい。
今年も悪い気象条件が重なれば、災害級の大雨のリスクが考えられます。
早めの大雨の備えをしておきましょう。

予想の根拠は、まず日本のはるか南の海、フィリピンやインドネシア付近の海面水温が高く、上昇気流が起きて雲が発生しやすい。そうなると、シーソーのように北に位置する太平洋高気圧やチベット高気圧が強まりやすく、平年より北へと張り出す。次に、日本上空を流れる偏西風が、これらの高気圧によって北よりに吹くことになる。偏西風は、大陸からの涼しい空気や南からの蒸し暑いを運ぶ役割もあるので、偏西風が北よりに吹くと、南からの蒸し暑いが日本列島に流れ込みやすく、梅雨は大雨になりやすく、気温も高めの予想というわけです。

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そんな季節が足早に進んでいく中で、4月の終わりは藤の花が見ごろとなっています。

日本原産の花です。風に藤波揺れるその姿は、万葉の時代から和歌などにもたくさん詠まれています。

2018年5月撮影2018年5月撮影

藤の花の名所は、関西では奈良県春日大社が有名です。
萬葉植物園、藤の園には20品種約200本が植栽されており、
麝香藤(じゃこうふじ)など香りがすごくする品種もあります。

提供:蓬莱大介 (11804)
提供:蓬莱大介 (11805)

一般的に代表する種類では、ノダフジ、ヤマフジがあります。

見分け方が面白くて、手をグーに差し出して、親指の方向を見ます。
右手の親指がツルと巻き付いたツルと同じ向きなら、ノダフジ。
左手の親指がツルと同じ向きに巻いていたら、ヤマフジ。
街中でも藤の花が咲いていることもあります。
ぜひ、確認してみてください。

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プロフィール
蓬莱大介(ほうらい・だいすけ)
気象予報士・防災士。1982年兵庫県明石市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2011年読売テレビ気象キャスター就任。 現在、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」「かんさい情報ネットten.」「ウエークアップ」にレギュラー出演中。読売新聞(全国版)で連載記事「空を見上げて」を執筆。
著書 「クレヨン天気ずかん」(2016年主婦と生活社)
「空がおしえてくれること」(2019年 幻冬舎)